同窓会で再会した相手と“婚外恋愛”。「肉体関係はない」と主張しても大きな代償を支払うハメに
こんにちは、恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラーの堺屋大地です。
筆者はLINE公式サービスにて、年間約1000件のペースでチャット恋愛相談を受けています。また知人経由で対面の相談を受けることも多く、性別・年齢問わずさまざまな方の恋のお悩みをうかがってきました。
ユズルさんの婚外恋愛のお相手は中学時代の同級生で、当時は女子テニス部のなかで一番かわいいと噂されていた既婚者・メイコさん(仮名)。“あるある”ですが、十数年ぶりに同窓会で再会したことがきっかけで恋愛に発展したのだとか。
「メイコとは二人で会いはじめたときから、お互いの家庭を大事にして、家族との幸せを壊さないという約束をしていました。だから自分で言うのもなんですがプラトニックな純愛で、手を繋いだり抱きしめたりすることはあっても、キスも身体の関係も一度もありませんでした」
ちなみに二人はホテルをデイユースで予約して逢瀬を重ねていたと言います。
「昼に待ち合わせをしてまずはランチして、その後にホテルをデイユース利用して、まったり過ごすというのがお決まりのパターン。僕もメイコも週の半分は出勤、半分はリモートワークなので、本当はリモートでOKの日に家族には出勤だとウソをついて出かけて、ホテルでリモートワークしながら時間を共有するというのが多かったです」
ホテルに二人きりになればいやらしい雰囲気になりそうなものだが、ユズルさんは「純愛だったんで下心は一切ありませんでした」と断言。しかし、そんな幸せな婚外恋愛ライフは突然、終止符が打たれることになったそうです。
「ある日突然、メイコの旦那が雇った弁護士から連絡があり、僕とメイコの“不倫”の証拠を掴んでいると言われたんです。旦那はメイコの浮気に気付き、興信所を使って彼女を尾行させていたらしく、僕とホテルの一室に入っていくところまでの写真を撮られていました。もちろん僕はキスも肉体関係もないと必死に弁明しましたが、密室に二人きりで何時間もいたというのは事実で、その状況証拠を突き付けられては……」
さて、「不倫」の類語として近年使われる「婚外恋愛」という言葉をご存知でしょうか。
主に既婚者同士が恋人になることを指す言葉である「婚外恋愛」ですが、定義が明確に決まっているわけではありません。狭義では肉体関係を持たないことで不倫と差別化を図るという考え方がある一方で、広義では肉体関係を持っていても婚外恋愛と呼ぶこともあり、後者の場合は不倫とほぼ同一の意味合いとなります。
今回のご相談者であるユズルさん(仮名・38歳)は、妻子のいる既婚者で、前者の狭義のほうの婚外恋愛をしていたそうですが、あるトラブルに見舞われてしまいます……。
※この記事は本人の許可を得て掲載しています。ただし、プライバシー保護のため実際のエピソードから一部変更しています。
テニス部女子と十数年ぶりに同窓会で再会
出勤したフリしてホテルでリモートワーク
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恋愛をロジカルに分析する恋愛コラムニスト・恋愛カウンセラー。現在は『現代ビジネス』、『文春オンライン』、『smartFLASH』などにコラムを寄稿。LINE公式サービス『トークCARE』では、カウンセラーとして年間で約1500件の相談を受けている。X(旧Twitter):@SakaiyaDaichi
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