大阪キャバ嬢とホスト、電話番号交換から10年後。Facebookの「知り合いかも」に出てきてビックリ
大人の社交場・銀座のクラブにホステスとして勤めているみずえちゃんと申します。今年で35歳になります。30代も後半戦です。最近、お客様に「子どもは作らないの?大丈夫?」と真剣に心配されます。離婚したのが3年前、妊娠とか子育てが射程距離にあったのもアレが最後。子どもが欲しくなくてこうなっているわけではないので何とも切ないです。これからもしっかり納税して、子育て世代を支えたいと思います(涙)。
2024年4月、新宿歌舞伎町のホストクラブに、未成年と知りながら当時15歳の女子高校生を入店させ、酒を提供したとして風営法違反の疑いで22歳のホストが逮捕されました。
容疑者は昨年3月、“トー横”にいた15歳少女を、ナンパを装って客引きし勤務先の店に立ち入らせ、同年7月まで計10回にわたりシャンパンタワーや高級酒を提供。計約600万円をつぎ込ませた、と報じられています。
少女は援助交際や売春によって、ホストクラブに通う金を捻出していたそうです。
ホストクラブでの飲食費や売掛金を工面するために、援助交際や売春に手を出す女性たちのことは、漫画「闇金ウシジマくん」で散々読みましたが、こういったニュースを目にするたびに「本当にこんなことってあるんだ」と、驚いてしまいます。
銀座のクラブにいると、なかなか新宿歌舞伎町のホストと接点をもつ機会がありません。X(旧:Twitter)のDMに、「絡みませんか?」「今晩はご都合いかがですか?おしゃべりしましょう」などの営業がある程度。「あなたのアソコをペロペロさせてください」系が多い“女風”の営業よりは洗練されているなとは思いますが、返信をすることもありません。
ですが、大阪北新地の某大手グループが運営するキャバクラに勤務していた頃、1度だけ集団のホストを接客したことがあります。当時23歳で田舎者丸出しだった私は、「本物のホストだ!す、すごい!」と、鼻の穴を膨らませて、ワクワクドキドキ席に着かせていただきました。
今回は、私がキャバ嬢だった頃に出会ったとあるホストとの思い出をお話してみたいと思います。約10年経ったのち、そのホストの近況を思わぬかたちで知ることになったのですが……。
当時私が勤務していたのは、1セットが9,000円+TAX&サービス料のちょっと高級なキャバクラでした。ご来店されるのは会社経営者さんや某大手広告代理店に勤務するエリートさんたち、お金のあるおじ様が大半でした。
そんなある日のこと。待機席でボーっとしていたら「いらっしゃいませ」と黒服さんの声がして、エントランスの方をチラッとみると、20代のお兄さんたちが立っています。
一緒に待機していた女の子たちは「あれはホストだ」「どうせ営業だよ」「だるい」と口々にささやき合っていましたが、私はというと「まじか」と相槌を打ちつつも、久しぶりの若い男に内心では腕まくりして張り切っていました。
その傍ら、ライターとしても活動しており、これまでに私がお酌をさせていただいたおじさま方との実体験をもとに、夜遊びやモテに関する情報を発信をしています。
良い評判は滅多に聞かないホストクラブ界隈
キャバクラには稀にホストが来る
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989
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