恋愛・結婚

大阪キャバ嬢とホスト、電話番号交換から10年後。Facebookの「知り合いかも」に出てきてビックリ

Facebookでイケメンの近況を知る

  facebook 以上が私とホストとの最後の接点になりました。ところがある日、すっかり過疎化しているいにしえのSNS、Facebookを開くと通知欄に「知り合いかも」と、見知らぬ男性の名前が表示されていました。  男性のプロフィール写真には見覚えがあります。あのとき「東北は綺麗な子が多いよね」とすかさずフォローしてくれたイケメンでした。どうやらFacebookには、スマートフォンの連絡先のデータをインポートして、そのデータとマッチするユーザーを「知り合いかも」として表示する機能があるようです。  源氏名ではなく、Facebookには本名で登録されていたため一瞬誰だかわかりませんでした。  良くないよなー、とは思いつつ、ついつい気になって彼の投稿している写真をチラッと見てしまいました。金髪のロン毛、つんく♂眉毛だった彼は、しっかりお父さんになっていました。息子さんと思われる可愛らしい男の子とのツーショット写真に、「あんたも立派になったねえ」と、謎に感動してしまいました。一方の私は、冒頭で説明したとおりです。  彼の連絡先を削除して、Facebookのプライバシー設定も変更しておきました。

おじさんのお金は巡り巡ってどこへ行きつくのか

みずえちゃん

現在アラフォーに突入した筆者・みずえちゃん

 今回は私が「キャバ嬢の頃に出会ったとあるホストとの思い出」についてお話させていただきました。これってキモオジじゃなくてプロのセラピストさんが送ってるDMなの?と3度見はしたくなる「あなたのアソコもビチョ濡れなんですか?」系の女風の営業とは異なり、イケメンのショートメールはサラっとしていたし、全体的に好印象。  アフターで連れていかれたホストクラブも、シンプルに「酒飲んで騒ぐ場所」といった印象で、すごく楽しかった記憶があります。  10年以上昔のホストクラブと、今のホストクラブとでは事情がずいぶんと違うのでしょうけれど。  しかし、不思議なのはおじさんたちのお金の行方です。キャバクラを利用したおじさん→キャバクラで稼いだお金をホストクラブで使うキャバ嬢→キャバ嬢を酔わせて儲けたホスト、という風に食物連鎖のリレーが繰り返されているとしたら、ホストはどこでお金を使っているのでしょうか。  有識者の見解を求めたいです。 <文/みずえちゃん>
1989年生まれ。新潟県長岡市出身。関西外国語大学卒業後、大阪市内の広告代理店に勤務する傍ら、キャバ嬢デビュー。結婚、離婚、地方の激安キャバクラを経て、現在は銀座ホステスとライターを兼業。X(旧Twitter):@mizuechan1989
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