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元セクシー女優が「引退後のキャリア作りの難しさ」を暴露。“元女優”というだけでNGになる仕事も

元セクシー女優たちにも制限が…

たかなし亜妖さん じゃあ現役セクシー女優の肩書きを外し、「元」になれば羽を伸ばし放題なのか。その答えはNo。すでに1回でもビデオに出演し、活動履歴を作った時点で受けられないオーディションや案件が出てきてしまう。  どこがダメで、どこがOKなのかの判断は広いので本記事だけでは説明しきれないが……。例を一つ挙げるなら、ファッションブランド。「どんなに可愛くても、セクシー女優を使うとブランドイメージが壊れるんじゃないか」と考えるところは少なくないため、引退後でも“そっち系の仕事をした経験がある人はNG”なんて体制を取っている場合も。  これは下着や水着メーカーでも同様で、脱ぎ仕事だからといってセクシー女優ウェルカムではないことも多い。爆発的な人気があるのなら既存のファッションブランドに頼らず、自分で立ち上げるなど、回避策は取れる。元女優たちは、こういった制限を理解しつつもその現実に打ちひしがれぬよう、みんなうまいことやっているのだ。

元女優を隠すのは危険

 ちなみに、ビデオにたった1本出ただけでは先方にバレないだろうから、経歴を隠してオーディションに応募したり、売り込みを掛けるパターンもあるっちゃある。けれども今の時代はどんな形で過去がめくれるかわからないので、「元女優」な限り危ない橋は渡らないのが懸命だ。  よって、ほとんどの人が嘘をつかずに活動を続け、「元セクシー女優でもいいですよ~」と返事をくれたクライアントと仕事をするのが普通の流れである。
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元女優がメディアで成功を収めることの懸念点
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元セクシー女優のフリーライター。2016年に女優デビュー後、2018年半ばに引退。ソーシャルゲームのシナリオライターを経て、フリーランスへと独立。WEBコラムから作品レビュー、同人作品やセクシービデオの脚本などあらゆる方面で活躍中。
Twitter:@takanashiaaya

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