コンプレックスを解消するワザありヘア図鑑【くせ毛編】
―[劇的に男度を上げる髪型研究]―
【コンプレックスを解消するワザありヘア図鑑】
美容師のテクニックをもってすれば、実はどんな悩みもカットだけで目立たなくなる。これに倣えば、「どうオーダーすればいいかわからない」というありがちな悩みも一挙解決だ
◆くせ毛
カットのメリハリで、”もっさりくせ毛”が、”柔らかパーマ風”に
やぼったい印象を持たれがちのくせ毛だが、やみくもに短くカットするのは得策じゃない。
【Before】
うねった硬いくせ毛。「オールバックでごまかしている」というが、老けて見える……
林 健太さん(25歳)
「確かに短いほどくせは殺せますが、均一に短くカットすると、伸びたときに一気にうねりだします。ずっしりと重たくなり、必要以上にダサく見えてしまうのも難点。どうせなら量感をうまくコントロールし、オシャレなパーマ風を目指しましょう」(TOKU氏)
そのためには、くせを生かしたい部分は長めに、抑えたい部分はやや短めにカットするのがベスト。「一般的に髪の量が多い後頭部や側頭部は、くせによって重くなりやすいので、まずはそこをすきます。くせを殺したい部分でもありますしね。襟足も、長さがあると内側にうねってきてしまうので、短く整えましょう。逆に、頭頂部はくせを生かして動きを作りたいので、ある程度の長さを残しつつカット。こうすれば、トップにパーマを当てたソフトモヒカン風スタイルになれます」(同)
セットの際は、水気を飛ばすドライタイプやマットタイプのワックスがおすすめ。水分量の多いファイバータイプやジェルを使うと、くせが強く出てしまうからだ。
「トップに軽くワックスを付けるだけだから、セットも簡単。一気にモテ髪になりますよ」(同)
【point】
うねった髪が溜まりやすい後頭部はザクザクすく。後頭部が重くなったら切りどきだ
【After】
トップに遊びを取り入れた柔らかい質感で、老けた印象はもう皆無。「身も心もリフレッシュしました!」
【正しいオーダー】
「くせを生かしつつ、パーマのような自然な動きを出してください」
【担当:BLESSING(ブレッシング) スタイリスト TOKU氏】
髪の悩みを相談に来るサラリーマンも多いという、街の名サロン。
平日は22時まで営業しているのも嬉しい。
「毎日のスタイリング方法から髪のケアまでしっかりアドバイスします」
住:埼玉県さいたま市南区南浦和2-14-11
電:048-731-8155(完全予約制)
― 劇的に男度を上げる髪型研究【4】 ―
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