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100円ショップのアルカリ乾電池の容量は? 価格差3倍のパナソニック製と比べてみた――仰天ニュース

ダイソーのアルカリ乾電池(単3形)は1本あたり22円

現在ダイソーで市販されている中で最も高性能だったアルカリ乾電池「Nevolution」

大手100円ショップダイソーで販売されているダイソーブランド乾電池は5本入りとなっており、1本あたり22円。パナソニックのスタンダードタイプのアルカリ乾電池は大手量販店では1本辺り75円前後ほどと、その差は3倍以上にもなります。 パナソニック乾電池を基準で考えると本当に使えるのか? と不安になるほどの安さですが、実は100円ショップの乾電池も馬鹿にできない性能を発揮する物があります。 2022年2月現在、ダイソー店頭で確認できたアルカリ乾電池は6種類。大電流向けやロングライフ重視などいろいろな種類が販売されています。

容量の差を比較すると…

比較グラフ。青色がパナソニック乾電池、赤がダイソー高性能アルカリ乾電池

この中で、特に性能の良かったアルカリ乾電池とパナソニック乾電池を比較してみたところ、グラフが似たような流れを描いています。 どちらも店頭から無作為に選んだもので、4本あたりの平均値となっていますが、グラフが非常に似ており、パッケージを変えただけの中身が同じ電池では無いか!?と思わせるほどです。 ですが、保存可能期間がパナソニック乾電池は10年、ダイソー乾電池は7年となっており、ここらへんで細かい違いが出てきます。 また、電池はナマモノとも言われており、同じ条件で製造されても電池にバラつきが出てしまうのが乾電池の宿命です。 ダイソー乾電池ではその傾向が大きいようで、許容範囲が非常に大きいのですが、パナソニック乾電池はバラつきが無いと言ってもよいほどで、安心して電池を使うことが出来そうです。 このあたりの技術差が価格に反映されているのかもしれません。保存用ならパナソニック、普段使いならダイソーなどわけて使うとコスパよく使える事でしょう。 <文/板倉正道>
テクニカルライター。三才ブックスのマニア誌『ラジオライフ』にてガジェットや分解記事を執筆。買ったら使用前に分解するのがライフワーク
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