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大手弁当チェーン3社の「幕の内弁当」コスパがいいのは?食べ比べてわかった“三者三様の違い”

季節感のある食材を使った「ほっかほっか亭」

 お次は、ほっかほっか亭「おろし幕の内弁当 650円(税込)」
ほっかほっか亭

ほっかほっか亭「おろし幕の内弁当 650円(税込)」

 こちらは2024年6月1日に登場したメニューで、実はほっかほっか亭の幕の内弁当は、かなり短いスパンでリニューアルがかけられています。調べたところ、2023年10月1日にもメニュー変更がなされており、舞茸の天ぷらや根菜サラダなど、季節を感じるおかずが入る傾向があるようです。  今回の「おろし幕の内弁当」には、おろし焼きしゃぶをはじめ、なすの揚げ浸しや、トマトと豆のサラダ、漬け物にはガリごぼうなど、夏に向けてさっぱりと味わえるおかずが充実していました。味はどうなのか? 実食してみると……。

「疲れ気味のときに食べやすい」弁当

 焼きしゃぶに付け合わされた、かぼちゃやオクラ、ブロッコリーなどの野菜は総じて大きめのカットで、さらにおろしだれによって素材の自然な味わいが活かされています。トマトと豆のサラダは、塩味によってトマトのコクが引き出されており、全体の良いアクセントに。ガリごぼうも生姜の辛み・風味がやわらかく、清涼感ある箸休めになっていました。  ただ、豚肉の量は少なめ。海老とたまご炒めのスイートチリソースがけも添えられているのですが、「たんぱく質が少なく、野菜が多いので、満腹感には欠ける」という印象を受けました。  熱量を見ても729キロカロリーと、同じ値段のほっともっとよりも約100キロカロリー低いようです。しかし逆に、疲れ気味のときにも食べやすく「これからの暑い季節にぴったり」だと感じました。
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3社の中では最も安い「オリジン弁当」の幕の内弁当は?
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フリーライター。神戸・大阪の編プロに8年勤務し、グルメ・街ネタ誌や飲食業界誌などを手がける。取材経験は1500件以上。某純文学新人賞の最終選考に3度残ったことがある。現在はWEBサイト「LIQLOG」などで、ビギナーにやさしいお酒の基礎知識や取材記事を執筆中
X(旧Twitter):@kawase_syota

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