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「やっちまったな!」で一世を風靡したクールポコの今。コンビで仲良くバー経営「この生活がちょうどいい」

「さらばBAR」に入れなかった人が来店することも

クールポコ

「なんとなく」営業しているという

――経営や飲食のノウハウは、お店をはじめてから学ばれたんですか? せんちゃん:学んだというか、やりながら「なんとなくこんな感じかな」と営業しているくらいです(笑)。 小野まじめ:わからないことも多いので、お互いが以前からお世話になっている税理士さんに相談しながらやっています。 ――五反田だと、さらば青春の光さんも「さらばBAR」をやっていますが、どのように差別化していますか? せんちゃん:僕本人がいるというところですかね。「さらばBAR」にはさらばの二人はいませんもんね。でも、意識して差別化したわけではないんですが。 小野まじめ:でも、お客さんの中に「さらばBARに行こうとしたけど、混んでて入れなかったから来ました」って人もいるよね(笑)。 せんちゃん:そうね(笑)。おこぼれには多少預かってます(笑)。

なるべく「力まないこと」を意識

――お酒作りも経営も初めてになると、苦労もあったのではないですか? せんちゃん:苦労ですか……。あんまり感じたことがないですね。ただ、お客さんが「1杯どうぞ」と言って。お酒をごちそうしてくれるのが、最初は嬉しかったんですが、自分の思った量より飲まなきゃいけない時があるくらい(笑)。 ――この先の、せんbarの展望はどうですか? せんちゃん:展望を考えるには至ってないですね……。 ――正直、ここまで熱量がないとは思いませんでした(笑)。 小野まじめ:そうですよね(笑)。 せんちゃん:すいません(笑)。 ――でも、このゆるさでコロナも乗り越えて、8年も続けられているのはすごいことですよ! 小野まじめ:テレビに一気に出るようになった頃、力みまくって沈んだことがあるので、そうならないようにはしています。
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なぜクールポコ。は仲が良いのか?
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Boogie the マッハモータースのドラマーとして、NHK「大!天才てれびくん」の主題歌を担当し、サエキけんぞうや野宮真貴らのバックバンドも務める。またBS朝日「世界の名画」をはじめ、放送作家としても活動し、Webサイト「世界の美術館」での美術コラムやニュースサイト「TABLO」での珍スポット連載を執筆。そのほか、旅行会社などで仏像解説も。

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