「高校は偏差値70以上」“ほぼ全裸”都知事選ポスターで話題のアイドルの半生。炎上して“唯一”良かったことは
先日の東京都知事選の選挙ポスターで“ほぼ全裸”のモデルとして物議を醸した桜井MIUさん。「少しでも知名度が上がればいい」と思っていたが、予想外の大炎上。「これからの芸能活動で挽回するしかない」と話す。そもそも彼女は何者なのか?
MIUさんはゴリゴリのギャル系の見た目だが、「初めて化粧をしたのは大学生。大学デビューです!」と語る。
「私、高校は偏差値70以上の進学校に通っていたんです。そういう環境だからメイクはおろか、髪も染めたことがなかったし、スカートもヒザ下みたいな感じで(笑)。それが大学に入ってから女友達が髪を染めてくれたことで、一気にスイッチが入ったんです」
芸能デビューは今から11年前。現在はフリーランスで活動しているが、もともとは京都でスカウトされたのがきっかけだった。
「京都の大学を卒業後、社長秘書をしていたんですが、その会社が倒産しちゃって。次の仕事どうしよ〜なんて思いつつブラブラしていたら『キミ、足が綺麗だね!』ってスカウトされたんです」
もともとAKB48が大好きでアイドル活動に興味があった。しかし「自分には無縁の世界だと思っていた」という。
「年齢的にAKBは応募資格もなかったし、アイドルなんて無理だろうなって諦めていたんです。でも、事務所に所属してから社長に『何がしたい?』って聞かれてオーディションに連れて行かれて、すぐにスーパーGTのレースクイーンの仕事と、ボートレース住之江のアイドルユニットに加入が決まったんです」
さらに東京のアイドルユニットにも所属することになり、約8年前に上京するまで深夜バスで行き来する生活をしていた。
「アイドルはチェキバックしかギャラがないから、ライブの日に合わせて撮影会やコンカフェの出勤も入れて、なんとかして交通費や滞在費をまかなって、プラスになるようにしていました。まさに出稼ぎ状態(笑)。
アイドルはとにかく薄給なんです。あるアイドルグループなんて、チェキバックが5%。つまり1000円のチェキを1枚売って50円。20枚売ってやっと1000円。それだけでは生活できるはずがない。だから、みんな親に仕送りをもらったりしているけど、私はいち社会人として、親に頼ったことはありませんね」
今回の選挙ポスター騒動で芸能の仕事やアルバイトを失ってしまい「生活は結構きついです」と苦笑するが、それでも親には頼りたくないと話す。
「たぶん甘えたら生活費とかは出してくれると思います。でも、それは社会人として絶対にダメ。どれだけ生活が苦しくても、バイトを掛け持ちして頑張って生きてきたので」
桜井MIUは何者なのか?
「アイドルはとにかく薄給」まさに“出稼ぎ状態”の芸能生活
1
2
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
記事一覧へ
記事一覧へ
この記者は、他にもこんな記事を書いています
ハッシュタグ