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嫌がる“制服女子”を男が無理やり?新人ラブホ従業員も呆れた「事件」の真相

イメージプレイだった

 そこで、ひとまず「警察、呼びますよ!」と止めに入ったとか。ところが的場さんの存在に気づいた2人は、「あっ、違うんです……」と、オドオド。そのあとすぐ、嫌がっていたはずのオバサンともども「スミマセン」と頭を下げて謝ってきたのだ。 「まったく状況がのみ込めず狼狽えていると、オジサンが『女子高生を無理やりホテルへ連れ込むイメージプレイをしていた』と言うのです。そしてオバサンは、『気分が盛り上がるように、駐車場から連れ込む演技をしてほしいと私がお願いしたの』と言います」  さらにはオバサンが「この年になるともう、普通のプレイじゃ燃えないのよ。驚かして本当にごめんなさい」と言い、オジサンが「嫌がる妻がかわいくて、つい……。本当に申し訳なかった」と続けるなど、反省しているのかどうかも怪しい様子。

働いている人がいるということ

ベッドメイク「呆れるしかありませんでしたが、ひとまず、『ここは共有部分になるので、プレイは部屋で楽しんでください。もしかしたら本当に、警察沙汰になっていたかもしれませんよ』と強めに注意してラブホの個室を利用するよう促しました」  何はともあれ一件落着したと一息つき、管理室へ戻ろうとしたのだが、その途中に先輩スタッフと鉢合わせてしまう。そして、管理室を空けたことや警察に通報せずその場へ駆けつけたことについてかなり怒られ、踏んだり蹴ったりだったとか。 「自分が働いているところはラブホなので、部屋で楽しんでもらえる分には何も思いません。ただ、今回のように共有部分で迷惑なプレイや修羅場を繰り広げる人もいます。なかには、『ラブホなら何をしても、どれだけ汚しても大丈夫』と考えている人もいるようです」  的場さんはそう言ったあと「スタッフとは接することが少ないラブホですが、働いている人がいるということを忘れないでほしいです」と付け加えた。施設や店を利用するときは、そこで働く人たちがいるからこそ気持ちよく利用できることを忘れないようにしたい。 <TEXT/山内良子>
フリーライター。ライフ系や節約、歴史や日本文化を中心に、取材や経営者向けの記事も執筆。おいしいものや楽しいこと、旅行が大好き! 金融会社での勤務経験や接客改善業務での経験を活かした記事も得意
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