マスコット・フリージュが盛り上げる
パリオリンピックのマスコット・フリージュ
街のレストランやカフェ、お店まで、マスコットのフリージュがあちこちに飾られて愛嬌を振りまいています。最初は可愛いとは思わなかったのですが、日を追うごとに段々となんとも可愛らしく感じてくる魅力です。
エッフェル塔がモデルかと思っていましたが、実はフリジア帽という先端が折れ曲がった赤い帽子です。革命、自由、愛国心のシンボルだそうで、18世紀の革命時に「自由の赤い帽子」として誕生しました。
この愛らしいマスコットのグッズを身につけて歩く人々がとても素敵です。バッグに帽子にぬいぐるみ、そしてお菓子までもフリージュでいっぱいです。高級チョコレートのメゾンドゥショコラもフリージュ柄の板チョコを販売しており、お値段は22ユーロ(3520円)。
お菓子までもフリージュでいっぱい
またミニぬいぐるみをサッと迷わず買い物かごに入れた素敵なマダムを見かけました。在庫切れの前にネット購入をお勧めしますし、筆者も衝動買い、ではなく記念に購入しました。
紙製の巨大な凱旋門
エコロジーを大切にするパリでのオリンピック期間は彩り豊かです。街の個性的なショーウィンドウはスポーツに関連付けられ、ワクワクします。
また大型商業施設ボーグルネルショッピングセンターでは、アート、スポーツ、音楽からなるイベントが大会中に開催されています。
エッフェル塔のケーキ
紙製の巨大な凱旋門、コルドンブルー(伝統ある料理教育機関)が制作したエッフェル塔のケーキ、ギネス記録になったマッチで作った世界一高いエッフェル塔が展示されています。70万6900本のマッチで7.19メートルの高さ、75キロの重さの作品です。
マッチで作った世界一高いエッフェル塔
しかし、こういった街の中で輝いているのは、エコらしい緑色のユニフォームを着たボランティアの女性たちかもしれません。マクドナルドに、商業施設にスーパーに行けば必ず笑顔の彼女たちに会えます。
ボランティアの女性たち
そして世界中の選手達やチームの方々が緊張の中で束の間の休憩を美しいパリの街で、普通にコーヒーを飲んだり、散策したりお買い物を楽しんでいる姿はとてもリラックスして見え素敵です。
もちろん、お顔に国旗をペイントした観客や子供たち、お年寄りまでお祭りを盛り上げています。様々なユニフォームを見てどこの国かを当ててみたりも楽しいですし、まるで選手村が街にできたかのようです。