恋愛・結婚

「自治体主導の婚活」の弱点は“母数の少なさ”。「会ったことがある人ばかり」状態を避ける方法

モテなくても結婚はできるが…

「結婚は絶対」とする同調圧力は薄れ、結婚をするもしないも本人のライフプラン次第という価値観がすっかり広がりました。かつてよりも個人の意思が尊重される、素敵な時代になりつつあると思います。  ただ、「人それぞれ」の認識が共有されたことで、お節介を焼いてくれる人はいなくなりました。  望むと望まざると昔であれば、あれこれ振る舞いに口を挟んでくる人や、独身者に縁談を持ち込んだりする人がいたものです。  無用なプレッシャーをかけられたり、セクハラまがいの言葉に翻弄されづらくなり、より快適な暮らしができるようになった反面、「モテないし受け身だが、結婚したい」人が結婚できなくなったのが現代です。  もしあなたが結婚したいなら、どんな形であれ、とにかく一歩踏み出しましょう。その「第一歩」への選択肢として、官製婚活は有力だと思っています。  モテなくても結婚はできますが、受け身のままでは結婚できない時代です。勇気を出して、飛び込んでみてくださいね。 <TEXT/植草美幸> *1……内閣府「男女共同参画白書 令和4年版」 第2節「結婚と家族を取り巻く状況」より *2……厚生労働省「令和5年(2023) 人口動態統計月報年計(概数)」より
結婚相談所マリーミー代表取締役、恋愛・婚活アドバイザー。 1995年にアパレル業界に特化した人材派遣会社エムエスピーを創業。そこで培ったマッチング能力・人材発掘力を生かし、2009年に結婚相談所マリーミーを設立。日々カウンセリングを行いながら、セミナーの開催、テレビやラジオへの出演など幅広く活動中。著書に『ワガママな女におなりなさい 「婚活の壁」に効く秘密のアドバイス』(講談社)、『モテ理論』(PHP文庫)など
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