女性22歳の新入社員と浮気した41歳男性。しょうもないプライドで失った幸せな日々――仰天ニュース傑作選
過去5万本の記事より大反響だった話をピックアップ!(初公開2023年6月14日 記事は取材時の状況)
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生涯の伴侶を選ぶなら、「自分よりデキがいい人」「自分の苦手なことを補ってくれる人」と考えている人もいるかもしれない。けれど、「差があり過ぎると、自分が惨めになる可能性もある」と、白木望さん(仮名・41歳)は体験談を話してくれた。
白木さんは、同じ職場で働いていたS美さん(38歳)と結婚。付き合いはじめた頃から、美女と野獣だと茶化され続けていたとか。S美さんは受付や事務をこなし、営業職への気配りもできる女性で、性別問わず職場で人気があった。
「S美がどうして俺を選んだのかと、同僚や上司から事あるごとにチクチク言われました。僕もそうは思いましたが、告白はS美のほうから。僕が27歳、S美が24歳のときでした。ふざけている様子もなく、罰ゲームでもないようで、気がついたら交際期間1年3か月」
交際しているあいだケンカは一度もなく、白木さんはS美さんの悪い部分をひとつもみつけられなかったとか。そしてついに、結婚。いっしょに住めばS美のだらしないところやダメな部分が見られるかもしれないと期待するほどだった。
「でもS美は、人として完璧すぎたのです。最初は、お互い共働きなので、料理や掃除などもすべて分担しようと話していたのに、毎日必ず僕より早く起きて朝食とお弁当を作り、手作りの惣菜まで冷凍してストックを作ってくれました」
キッチンはピカピカ、部屋の隅々にはホコリなど一切ない。しかも、何もかもあっという間に終わらせてしまうのだ。そんなS美さんは、会社でもプライベートでも周囲から高評価。結婚してからしばらくは、鼻高々だった白木さん。
「でも、だんだんと『あんないい奥さん、ほかにいないぞ』『お前もしっかりしろよ』などという周囲の言葉が鬱陶しく感じるようになっていきました。いつもS美と比べられているような、そんな感じ。劣等感のようなものが積み重なっていきました」
美女と野獣だと茶化されたカップル
高評価すぎる妻に、周囲の言葉が鬱陶しく
ワクワクを求めて全国徘徊中。幽霊と宇宙人の存在に怯えながらも、都市伝説には興味津々。さまざまな分野を取材したいと考え、常にネタを探し続けるフリーライター。Twitter:@natukawanatumi5
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