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年収1000万円男「専業主婦のヨメの機嫌が悪い」にシンママグラドルがダメ出し。一瞬で解決できた方法とは

年収1000万以上だけど奥さんのお小遣いは実質ゼロ

貯金箱とお金 この話を彼にすると「俺は年収1000万だし、お金の苦労はさせていない」とドヤ顔だった。確かに、いい家があって、子どもは私立の学校に行って、年に何回か旅行をしている彼の家は、全く不自由ない暮らしだろう。  だけど、奥さんのお小遣いは毎月ゼロだというのだ。家族カードを持たせているようだが、レシートのチェックもしているという。 「え、じゃあ美容院とかマツエクとかネイルは?」と聞くと、「服は俺が選んでネットで買ってあげているし、美容院はショートだから、カラーリングとかは薬局で売ってるので染めればじゅうぶん。マツエクやネイルなんて必要ないだろ、母親に」と、またもドヤ顔。こりゃダメだ……。

お金はあるけど自由に使えるお金のない切なさ

 筆者も前にお金持ちと付き合ったことがあるが、生まれてはじめて「さりぃちゃんのことは僕が養うからね」と家族カードをもらった。 「生活のためにする仕事はしなくて良い。好きな仕事だけしなよ」と言われて「よしゃーーー!」と強めのガッツポーズをしたのを今でも覚えている。  だが、蓋を開けてみると、カードは何に使ってもいいわけではなかった。  たとえば、美容院は彼の指定したところならいいけど、それ以外はダメ(メニューも許可制)。整体や整骨院はいいけど、エステやスパはダメ。私が欲しい服を買うのも、ネイルもダメ。飲み代に使うのはもちろんダメ。 「そういうのは自分で稼いだお金でして」  つまり、勝手にカードを使える場面がほとんどないのだ。タクシーは使っていいけど、飲んだ帰りはダメ、長距離もダメだった。  友人の誕生日に「お祝いをしたいからデパ地下でいろいろ買いたい」と伝えると許可を得られたので後日レシートを提出したところ、「このケーキは自分で買わなければダメじゃない?」「ワイン2本はやりすぎじゃない?」と小言の嵐。そして、最終的にはカードを没収されてしまったのだ。  つまり、相談してきた彼の奥さんは、当時の筆者のような状況で「お金はあるけどない」んだと思う。
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「すんごい機嫌が良くなって綺麗になった!」
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ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720

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