帰省したら実家は“地獄”。母親から「アンタ、何しに帰ってきたのよ」――仰天ニュース傑作選
過去5万本の記事より大反響だった話をピックアップ!(初公開2023年1月7日 記事は取材時の状況)
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年末年始、駅や空港では多くの人が行き交っている。そんな中、久々の帰省をしたにもかかわらず「帰らなければよかった」と後悔する人もいる。
「来年からは土産話がないときは帰省するのをやめようと思いました。地獄ですね」と苦笑いするのは、松野俊介さん(27歳・仮名)だ。正月休みに実家に帰ったそうだが、一体なにがあったんだろうか?
「話です! 土産話! 手土産や姪っ子・甥っ子へのお年玉はもちろん持参したんですが、僕自身の土産話がひとつもなかったんで……」
松野さんのいう“土産話”とは、昇進や結婚など、自身のおめでたい話のこと。
「ただ正月休みだから帰っただけなのに『結婚は?』『恋人は?』『昇進は?』『ボーナスは?』と親や親戚からの質問がすごい。結婚の予定もないし、恋人もいないし、うちの会社は1年毎に昇進とかないし……」
質問責めに対して松野さんが「特に何もないよ」と答えると、母親が不思議そうな顔をして「アンタ、じゃあ何しに帰ってきたのよ」。
「何しにって(苦笑)。親にも頼らず東京で頑張って働いてる息子が正月に帰ってきただけで良くない? って思いました。田舎だからか地元に残った僕の同級生たちは結婚したり、子供が生まれたり、家を建てたり、そんな話がすぐ耳に入るんですよね。だから何もないとガッカリするっていう気持ちはわからなくもないんですけど」
松野さんは、もしも来年とくに土産話がなければ帰省自体しない予定だという。
“土産話”のない帰省はツラい
「アンタ、何しに帰ってきたのよ」
ライター兼底辺グラドルの二足のわらじ。著書に『最底辺グラドルの胸のうち』(イースト・プレス)、『現役底辺グラドルが暴露する グラビアアイドルのぶっちゃけ話』、『現役グラドルがカラダを張って体験してきました』(ともに彩図社)などがある。趣味は飲酒、箱根駅伝、少女漫画。X(旧Twitter):@sally_y0720
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