「結婚したがらない」男子校出身の東大生たち。中学受験で人気の“男女別学”に潜むリスクとは
東京大学出身者の婚姻状況
ただし、荒川氏は続いて「男女間の賃金格差がなくなれば、稼ぐ女性は自分より稼がない男性を結婚相手とみなさなくなるだろう」とも記しています。
東京大学大学院教育学研究科によるレポートでは、世代別に分かれた東京大学出身者の婚姻状況が調査されています。これによれば、1970年代生まれまでは男女で婚姻率に差があり、男性のほうが高くなっていますが、1981年生まれを境に逆転し、女性の婚姻率のほうが高くなりました。
キャリアデザインの都合上、男女関係に時間を割く余裕がなくなり、結婚していないだけともとれますが、私は「女性のキャリア向上」と「男子校通いの副次効果」が相乗したのではないかと考えました。
男子校出身の東大卒が結婚に消極的になりつつある上に、女性の賃金も上昇してきているため、同じ社会階層の女性に相手にされなくなりつつあるのではないか。
そう考えると、冒頭紹介した僕の友人も、もしかしたら「婚姻に対するネガティブな感情」が様々な経験や知識によって味付けされ、「反出生主義」の形をとって出てきたのではないかと思えてしまいます。
人気の“男女別学”に潜むリスク
―[貧困東大生・布施川天馬]―
1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。MENSA会員。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)![]() | 『東大式節約勉強法』 目標達成のための最短ルート、最小コストの具体的な方法が満載 ![]() ![]() |
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