4年間で約42万円の学費値上げを発表した東京大学。「コスパ的に目指す価値はあるのか」現役東大生の見解は
―[貧困東大生・布施川天馬]―
2024年9月10日、東京大学が学費値上げを正式に発表しました。従来は53万5800円でしたが、来年度入学者から64万2960円となります。4年間合計で42万8640円の値上げとなります。
では、この値上げは人々の足を東京大学から遠ざける要因になるでしょうか? 私はそうは考えません。国内でも最高峰の研究が行える大学であり、卒業生の進路も輝かしいものばかりだからです。
学費値上げした東京大学。進学にかかるコストは回収できるか

東大進学者の平均年収は1134.3万円
1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)
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