恋愛・結婚

「私、男性経験がないんです」初対面の女性とラブホに行った結果…妻もクレジットカードも失い“寂しい独り身生活”に

お茶だけでは終わらなかった

ラブホ

写真はイメージです

「こんなに真面目な感じの女性がマッチングアプリに登録しているんですね。それが私の第一印象でした」  そう語った高橋さん。待ち合わせ場所に現れたのは、水色のワンピースを着たとても清楚な感じの女性でした。その後2人は少し離れた場所にある静かなカフェに移動しました。最初は自己紹介程度のたわいもない会話をしていたそうですが、そろそろ帰ろうかという時、女性の口から思いもよらぬフレーズが飛び出したといいます。 「彼女は、真剣な表情で『私、男性経験がないんです。このままこの先もそういう機会がないような気がしてとても不安なんです。高橋さんなら分かってもらえると思って……』と話し出したんです。つまり、私に処女を捧げたいという意味なんです。あくまでも、暇つぶしの興味本位的なデートのつもりだったのですが、彼女の表情や言葉が切実に感じたので受け入れました」  カフェから5分ほどでラブホに到着し、高橋さんはフロントで部屋を選び、後々のことを考え、クレジットカードは使用せず、現金での事前清算を済ませました。

思わぬ展開…あっという間の2時間

それじゃあ、私が先にシャワーを浴びてきますね」と、思わぬ展開に少し動揺しながら、高橋さんは自ら先にバスルームへ向かいました。すると、しばらくしてバスタオルで全身を隠しながらその女性も入ってきたそうです。  その後、無事女性の願いも叶えられ、あっという間の2時間が過ぎました。ラブホからの帰り道、高橋さんは「お茶します?」と聞いてみたそうですが、女性は「ありがとうございました」と一礼をして雑踏に消えていったそうです。  明らかな不貞行為にもかかわらず、「人助けをしたんだ」と自分に言い聞かせながら帰路についた高橋さんでしたが、とんでもない事が起こりました。 「帰りの電車の中で、何気なく財布の中身を見たらクレジットカードが見当たらないのです。フロントで現金払いする際に確かにカードはありました。『やられたー!』と思いました」
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クレジットカードと妻を失った夫
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愛犬ベルクちゃんと暮らすアラサー派遣社員兼業ライターです。趣味は絵を描くことと、愛犬と行く温泉旅行。将来の夢はペットホテル経営
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