更新日:2024年11月05日 18:50
エンタメ

藤岡真威人20歳、ヒーロー役で初主演。父親の藤岡弘、とは「ちゃんとケンカができる関係」

『パワーレンジャー』などで知られる坂本浩一監督によるアクションは必見

アクションは必見

(C)桂正和/集英社・「ウイングマン」製作委員会

――最初はプレッシャーもあったのでは? 藤岡:実写化に対する声に対しては、正直シビアな声も覚悟はしていました。でも本当に温かい声が多くて、感謝しきれないです。 原作の桂先生や、監督、スタッフさん、共演者のみなさんたち、いろんなものがタイミングよくかけ合わさって世に出たものが、みなさんに受け入れてもらえているのだと思います。 ――アクションを楽しみにしているファンも多いかと。 藤岡:そこはおそらく皆さんが思っている以上に、たくさん盛り込まれていると思います。振り返ってみると、このドラマの半分以上は殴ったりけったり、吹っ飛ばされたりしていたんじゃないかなと(笑)。 坂本浩一監督がアクションにお強いお方なので、やっていくうちにもっともっととなったのかな?(笑) 台本で感じた以上に、相当やった印象です。それに健太は、中身はただの一般人なので、やられて吹っ飛ばされることが多くて、いままでにないアクションの勉強になりました。

いわゆる“2世”とみられることをどう思うか

2世として――藤岡さんは、デビューとなったSEGAのCMで、せが四郎を演じたときもお父様からのアドバイスを受けたとお話されていました。芸能界ではいわゆる2世とみられることに抵抗を感じる人もいますが、藤岡さんはご家族でとても仲がいいのを隠そうとしませんね。 藤岡:自分は小さな頃から、とにかく愛情たっぷりに育てられました。物心ついていないときから愛情を注いでもらっていて、その感覚というか、経験が僕の体と記憶に残り続けています。だから父の言うこと、教えること、親に対しての抵抗が芽生えないですね。 それに、別に無条件に従っているわけではないんですよ。小さなころから、反発したいときは反発しています。お互いにちゃんと意見を言い合う関係性ができているので、日ごろから不満やストレスがたまることがないんです。 ――お姉さんに2人の妹さんと、兄弟も多いですが、「ひとりでいたい」と殻に閉じこもった時期は。 藤岡:そうなったら周りがこじ開けにきますから(笑)。それに信頼関係が続いているから、そもそも殻に閉じこもるといった状態になっていないですね。 ――反抗期もなかった。 藤岡:反抗期というか、反発したいときに反発して、そのときにとことんケンカして、寝て、次の日は仲良し。その繰り返しです。ちゃんとケンカができる関係なので、こじれることがないのだと思います。
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二十歳の記念は、禁酒していた父と一緒にお酒を
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ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi

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【公開情報】
ドラマチューズ!『ウイングマン』はテレ東系ほかにて毎週火曜深夜24時30分~放送中
公式サイト https://www.tv-tokyo.co.jp/wingman/

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