更新日:2024年11月21日 19:59
恋愛・結婚

「合コンも仕事のつもりだった」20代で“年収1,000万”稼ぐ彼氏の苦しすぎる浮気の言い訳に唖然

酔っ払って帰宅した彼のカバンから出てきたものは

付き合っているうちに半同棲状態になったそうだ。 「彼の玉に瑕な部分はお酒を飲むと絵に描いたようにベロンベロンに酔っ払うところ。毎日500mlのレモンサワーを3本、4本も飲むんです。タバコも吸っていたので体が心配でした。不動産の営業はかなり体育会系という話を聞いていましたし、大きな案件を担当していてストレスを感じていたようです」 ある日、職場の飲み会で彼は夜遅くに家に帰ってきたそうだ。 「背広を脱ぐと彼は『携帯がない〜』と言いながらむにゃむにゃと寝てしまったんです。寝てしまった彼の代わりに私は彼の仕事鞄の中を探しました。すると、一枚のメッセージカードが出てきました。そこには『またシようね♡』という文字が。まさに青天の霹靂の出来事で声がでなかったです……」 衝撃を受けましたと苦笑いをする吉川さん。 「『ど、どういうこと?』と思って裏側を見てみると、スタンプが2つ押されていました。それはどうやらそういうお店のスタンプカードでした。今までどんな時も誰よりも優しかった彼が一体なぜ。こんなものをビジネスバッグに忍ばせているなんて。気持ちが悪いと生理的に感じました」

スマホの中には物的証拠がたんまりと…

誰かに対して、ここまで嫌悪感を覚えたのは初めてだったと吉川さんは語る。 「もともと浮気しそうな人ならまだしも、安心感のある彼だったからこそ実態を知った時のショックがすごくて……。いきなり崖から突き落とされた気分でした。『ねぇ、これ……』と聞くと彼は『何勝手に見てるんだぁ!』としどろもどろになりながらも逆ギレモードに。とはいえ向こうは泥酔状態だったので、無視して再び鞄を漁るとすぐにスマホが見つかりました。つい衝動的に開いてしまったのですが、出るわ出るわ……。グループラインで『今日合コンあるけど行ける人いる?』という募集に対し『はい! 俺行きたいです!』と手を挙げたり、『きみに紹介したい女性がいるんだけど…』『ぜひ!いつにします?』と女性を紹介してもらい、その後女性に個別LINEを送っているメッセージまでありました。その女性からは相手にされてなかったのが残念ですけど(笑)。人のスマホを見てしまったのは私が悪いですが、その時は善悪を考える余裕がありませんでしたね」 欠点が見当たらないイケメンハイスペ彼氏、いざ蓋を開けてみると誠実さは微塵もなかったようだ。その翌朝、完全に無理になった吉川さんは無言で彼を家から追い出したという。
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謝罪上手な彼氏に対する切り返しとは
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下北沢に住む32歳。趣味はポーカーとサウナ、ホラー映画鑑賞。広告代理店・制作会社を経てフリーランスのブロガー兼ライターに。婚活ブログ『アラサー女の婚活談義』と生きることをテーマにした『IKIRU.』を運営中。体験談の執筆を得意としている。X(旧Twitter):@IKIRUwithfun

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