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ネズミが大量発生した食べ放題店。バイト店員が“客を装って本社にクレーム”を入れた結果…<漫画>――仰天ニュース傑作選

2024年、反響の大きかった記事からジャンル別にトップ10を発表する。仰天ニュースを漫画化した「コミック」部門、文字だけじゃ伝わらない驚きの第3位はこちら!(集計期間は2024年1月~10月まで。初公開2024年2月28日 記事は取材時の状況)  *  *  *  過去に日刊SPA!で反響の大きかった記事を漫画化! 今回は2023年7月に公開された「ネズミが大量発生した食べ放題店。バイト店員が“客を装って本社にクレーム”を入れた結果…」をお届けする。 漫画 漫画 漫画 漫画漫画/ハッシー橋本  ここからは、今回漫画の原作となった記事をお届けする。 *  *  *  新型コロナウイルスが5類感染症扱いとなり、街の飲食店では一昔前の賑わいを取り戻している。そんななか、都心の飲食店は「ネズミの大量発生問題」に直面しているようだ。  飲食店におけるネズミ発生問題は、以前から頭を悩ませていた店も多いだろう。かつては世間的に明るみにならなかった店も、ネズミの大群がゴミを漁っている動画がSNSに投稿されたり、バイトによる裏側を暴露する投稿などにより、決して人ごとではない事態に陥っている。  今回お話を聞いたAさんも、以前アルバイトしていた飲食店でネズミが大量発生し悪戦苦闘した経験があるという。ただ、そこには単にネズミとの戦いだけでなくお店との攻防もあったそうだ。

朝は捕獲したネズミの処分から始まる

飲食店イメージ

写真はイメージです(以下同)

 Aさんが5年ほど前にアルバイトとして働いていたのは、さまざまな食材をバイキング形式で楽しめる某飲食店。繁華街にあるお店ではなく、郊外にある駐車場が完備された店だった。  あるときから、お米や小麦粉の袋がカジられ中身が食べられているなど、あきらかにネズミが存在している形跡が見られるようになり、対策を講じることになったという。 「当時の店長が、責任を問われるのが嫌だったのか、上司であるエリアマネージャーには報告せず、独断でネズミを捕獲する罠を購入してバックヤードに設置したんです。罠を仕掛けるようになってから、朝出勤するとほぼ毎日のようにネズミが引っかかっているので、捕獲されたネズミを処分することから一日が始まっていました。『嚙まれたりでもしたら死に至る危険性がある』という話があったので、絶対に素手で触らないように気をつけながら、袋に水を溜めて罠ごとそこに突っ込んで溺死させます。害獣とはいえ、ちょっと残酷ですよね。ギリギリ息をしているくらいのネズミならまだしも、捕まったばかりで元気いっぱいに威嚇してくるようなネズミもいたんで……。朝からこの作業は正直メンタルやられました」

状況は悪化するも一向に動かない店長

 飲食店で働いているのに、朝はネズミの駆除から始まる一日。毎朝のように駆除しているにもかかわらず、罠にかかるネズミは日に日に増えていったようだ。さらに、捕まる前のネズミを直接目撃することも多くなってきたという。 「それからしばらくすると、営業中のバックヤードでネズミの鳴き声とか走っている音が聞こえたり、以前よりもヒドくなってきて……。ただ、この時点ではまだお客さんがいるフロアには出てきてなかったんですが、お客さんに目撃されるのも時間の問題だろうと思っていたんです。そこで店長に、『そろそろ本格的に専門業者を呼んで対策した方がいいのでは?』と言ったのですが一切取り合ってくれませんでした」
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ついに恐れていたことが起こってしまい…
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愛知県出身の漫画家。パチンコ・パチスロ漫画を中心に活躍し、‘15年より月刊ヤングマガジンで連載を始めた『賭博黙示録カイジ』のスピンオフ『中間管理録トネガワ』が大ヒット。サウナとビールの愉悦を描いた『極上!サウナめし』はサウナ好き必見の一冊 Twitter @hashimotosan84


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