紅白初出場のこっちのけんと、話題曲「はいよろこんで」が令和の若者の心を掴んだワケ
歌詞に表れる“現代の若者像”
「はいよろこんで」の時代に敏感なアプローチは歌詞にもうかがえます。今を生きる若い人たちの、なけなしの反骨心みたいなものを、絶妙にすくい取っている。 <慣らせ 君の病の町を 隠せ笑える他人のオピニオン うっちゃれ 正義の超人たちを> このフレーズからは、正論を振りかざしてくる大人たちに対する根強い反感と、それらを面従腹背でやり過ごす日常との狭間でしたたかにバランスを取って生きている世代の感情が見て取れます。これは令和に入ってから顕著になった空気感だと思います。
Ado「うっせぇわ」との共通点も
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