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小西桜子26歳が振り返る“異色のキャリア”。「無名俳優だった」大学生がカンヌ国際映画祭に参加するまで

男性なら称賛されることが女性だと「気が強い」となる

男性なら賞賛されることでも――派生しますが、小西さんは、女性であることで嫌な思いをすることってあると思います?  小西:ハラスメントを受けることは男女に限らずあるものだと思いますが、女性のほうが何を言われても笑顔で流さないといけないことが多いかなとは感じます。 男性だったら言い返して、「男らしい」とか「ちゃんとしてる」と称賛されることでも、女性が反応すると「気が強い」と言われたりする。 ちゃんと意識を持って何かを発信したりできる人が「気が強くて自己主張が強い人」となるのは、私はすごく嫌です。 ――完成作を観て、どんな感想を持ちましたか? 小西:りえにもいろいろあって、自分のことばかりに矢印がいって、自分勝手になってしまったところから、人としてちょっと成長できて、これから変わっていけるんじゃないかと感じました。 それから、現場ではりえとしてしかいませんでしたが、本編を観ると、拓也に感情移入してしまうところもありました。全てがよくなるわけでは決してないけれど、何か小さな光みたいなものが見えるラストにはなったんじゃないかなと思います。 <取材・文・撮影/望月ふみ>
ケーブルテレビガイド誌の編集を経てフリーランスに。映画周辺のインタビュー取材を軸に、テレビドラマや芝居など、エンタメ系の記事を雑誌やWEBに執筆している。親類縁者で唯一の映画好きとして育った突然変異。X(旧Twitter):@mochi_fumi
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(C) 2024 テレビ朝日映像

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