恋愛・結婚

「彼氏と自分の母親が浮気しているかも」実家から出入りする目撃情報が…双方を問い詰めた結果、“衝撃の事実”が

「恋は盲目」という言葉があるが、水嶋穂乃果さん(仮名・26歳)は、一撃で目覚めるような体験をしたことがあるという。 「今までつき合った中で一番好きな人でした。でも、本当にひどい裏切られ方をしたので……。ショックで寝込んでしまうほどでした」
疑う彼女

画像はイメージです

“人気者”の同僚に告白してみたら…

 水嶋さんがその彼と出会ったのは、大学生のころのこと。 「バイト先の飲食店で同僚でした。別の大学に通っていた彼は、コミュ力高くてルックスも良くて。彼目当てで通ってくる常連の女性客がたくさんいましたね」  そんな彼氏に水嶋さんも惹かれていったという。 「好きになると告白しないと気が済まなくなってしまうタイプで……この時もダメもとでした。100%無理だろうと思って告白したところ、OKの返事をもらえてただただ驚きました」  つき合ってしばらくした頃に、水嶋さんは母親に彼氏を紹介することにした。 「私は母ととても仲が良いので、どうしても彼氏を合わせたくなったんです。まだつき合って数ヶ月だったので、彼に引かれるかもと思ったんですが、快諾してくれて。母に合わせたところ、気さくな性格が気に入ったみたいで、すぐに打ち解けていました。地元の友人たちにも紹介したところ『良い彼氏だね』と言ってもらえて、すごくうれしかったんですが……」

なぜか地元で彼氏の目撃情報が…

 それから数ヶ月経った頃、気になる連絡があった。 「地元の友人から『こっちに戻ってきてたんなら教えてくれれば良いのに』とLINEが来たんです。でも、その時は一人暮らしをしている東京の家にいたので『帰ってないよ』と答えました。そうしたら『あれ? 今日アンタの彼氏をこっちで見かけたけど』言われたんです」  水嶋さんの家から実家までは電車で2時間以上の距離がある。彼にとっては縁がない地域なので、たまたま水嶋さんの地元にいたということに考えにくかった。 「彼氏に聞いてみたんですが、『行ってないよ』と言われました。見たという友達に伝えたんですが、『絶対にアンタの彼氏だと思ったんだけどな』とのことでした。友人には『他人の空似だよ』と話したんですが……友人の言葉がそれからずっと頭から離れなくて」  彼氏は嘘をついているのではないか。もしかしたら、地元の友人の誰かと連絡を取り合っているのではないか。そんな不安に駆られるようになったのだという。 「疑い始めたら止まらなくなって、彼のことをベタ褒めしてくれた友人と浮気しているのではないかと考えるようになったんです。彼氏にカマをかけても尻尾がつかめなかったので、地元に帰って友人を問い詰めようと思っていました」
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内緒で実家に出入りしている?
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込み入った話や怖い体験談を収集しているサラリーマンライター。趣味はドキュメンタリー番組を観ることと仏像フィギュア集め
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