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[女性優遇社会]その場にいただけで痴漢扱いされた悲劇

女性優遇の裏で割を食わされている男たちの嘆き

◆その場にいただけで痴漢扱いされた悲劇

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 他の男がつくった”悪しき前例”のおかげで、とばっちりを受ける男性は気の毒だ。高3のとき、初めてできた彼女とともにプリクラを撮りに行った山坂信二さん(仮名・21歳・大学生)もその一人。その途中、トイレに入った彼女を一人で待っていた。するとすぐさま店員が現れ「過去にプリクラ内で盗撮があった。ルールだから出ろ」と要求。最後には「通報する」と脅され、2人がかりで引きずり出されてしまったという。そしてその後、最大の苦難が……。

「偶然その場にいた同じクラスの女子が、僕の様子を携帯で撮影し、学校中に転送したんです。おかげで僕は痴漢未遂犯のレッテルを貼られて過ごすことになった」

 大学生となった今も、当時の同級生からからかわれているという。

 DV問題も同様だ。同棲相手から暴力を受けていた本多純司さん(仮名・40歳)は語る。

「彼女は仕事のストレスを僕を殴ることで解消していた。いつもやられるがままでした。高さ30cmほどの、けっこうな重さがある置き時計を思い切りぶつけられ、頭を4針縫ったことも」

 それでも本多さんは彼女との関係を修復したい一心で、県内の民営DVシェルターに相談に行ったが、対応は冷ややかだった。

「男なのだから自力で解決してくれと言われました。診断書も提出しましたが、読まれもしなかった」

 結局、本多さんは同棲相手と別れてやっと平穏を得た。

 西村直人さん(仮名・54歳・団体職員)は、”女性優遇利権”の存在に憤りを感じている。「妻の浮気にカッとなって、初めて殴ってしまった。すると2か月後、突然妻が子供を連れてシェルターに入ってしまい、それ以降2年間会えていません」

 DVの有無については調査もされず、妻の主張だけが”証拠”とみなされた。

「多忙で家庭を顧みなかった私にも非があります。しかしシェルターの手際は驚くほど迅速でした。1週間で保護命令が下って世帯分離。携帯電話も解約ではなく使用停止。解約すると、解約した場所がわかってしまうのだそうです。そんな入れ知恵ができるのは専門家以外にない。DV防止法でメシを食っている人間がいるんです。保護すると、6万円の給付金が貰えるらしいですからね」

 西村さんに離婚の意思はなく、今も妻子の帰りを待っている。

 世の男性の大小の嘆き。「男子たる者……」と切り捨ててしまえるほど、単純ではないようだ。とりあえず明日から男に優しくなろう、と私は思うのである。

イラスト/子原こう
― [女性優遇社会]にマジギレする男たち【3】 ―

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