更新日:2025年05月14日 15:03
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覚せい剤に手を染め、妻子を失った与沢翼。バンコクの自宅で語った真相「妻に振り向いてもらえず、心の隙間を埋めたくて…」

「覚せい剤にハマっていた」と衝撃の告白をした与沢翼氏。その報を受け、代表作『ブチ抜く力』の担当編集「横山さん」は一路バンコクへ。ネットを騒然とさせた長時間密着の裏では何が起こっていたのか、全貌を記す。

覚せい剤に手を染め、妻と子供を失った与沢翼

[与沢翼配信]の全裏側

与沢翼氏と、代表作『ブチ抜く力』の担当編集「横山さん」

 私、横山が与沢さんに連絡をしたのは、件の告白があった4月18日だった。翌日に与沢さんから返信があり、数日間のやり取りをするなかで「生き抜きたい」とのメッセージが……。ただ事ではない雰囲気を感じ取り、急遽バンコクへ向かった。
[与沢翼配信]の全裏側

4月18日、「『覚せい剤』にどっぷりはまっていました」と衝撃の告白。担当編集として友人として、バンコクに住む与沢さんのもとに駆けつけた

 同月28日、バンコクに到着して与沢さんが住む最高級タワーレジデンスに向かったところ、再会して開口一番、「LINEの文章、横山さんの言葉ですか?」と聞かれた。「え、もちろん自分で書きましたよ」と戸惑いながらも回答したところ、「ホント?(笑)」という会話から始まった。もしかして僕も疑われている!? そんな不安を抱きながら密着取材が始まった。  与沢さんは猜疑心が強くなると身の回りのすべてを勘繰ってしまう「ダークモード」と、疑うのをやめて人を信じようとする「トラストモード」の二面性を抱えていた。妻と子供がいなくなったショックと絶望感に加え、寝不足とドラッグの影響から精神状態は非常に不安定になっている。

「やっと話を聞いてくれる人が来てくれてホッとしました」

 1日目の夜は「扶桑社の横山さん」と紹介されて一緒に顔出し配信を行った。このときの与沢さんはトラストモードで終始笑顔。与沢さんも当時の心境をこう振り返る。
[与沢翼配信]の全裏側

自分で切って虎刈りになっていた頭をバリカンで綺麗にカットする配信中

[与沢翼配信]の全裏側

青汁王子こと三崎優太氏も「心配です」とスパチャを送った

「やっと話を聞いてくれる人が来てくれてホッとしました。人と久しぶりに接したからというのもあるかもしれません。最近、食欲はまったくなかったのですが、横山さんと一緒ならご飯も食べられたし、ビールも飲めた。私って信頼している人としかご飯を一緒に食べないんですよ」  与沢さんはほろ酔い気分にもなって明るさと前向きさを取り戻し、「これなら乗り越えられるかも」とかすかな期待を持って初日が終わった。
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なぜ覚せい剤に手を染めたのか?語った理由
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