SNSで暴れる“読解力のない人”の実態。「読めない」のではなく「書いていないことを読んじゃう」ワケ
―[貧困東大生・布施川天馬]―
みなさんは「読解力」に自信がありますか?
仕事や勉強ではもちろん、昨今ではSNSの投稿を文字で読むなど、文字が目に入りやすい環境にあるように感じます。
SNSといえば、切り離せないのが「炎上」。原因は様々ですが、ツイートがバズったことをきっかけに、返信欄が罵詈雑言の飛び交う戦場と化すことも珍しくありません。
有名人はもちろんのこと、匿名に徹する方でも「特定班」が出動してしまえば、たちまち丸裸にされてしまうリスクも。なかなか燃えたくはないものです。
毎日どこかで起きている炎上騒動ですが、中には「どうしてこれが?」と首をかしげたくなるような投稿が散見されます。
これについて、東大卒業後にマッキンゼーへと就職し、現在では国語専門塾を立ち上げられている神田直樹さんは「読解力の欠如もその一因」と断じます。今回は「読解力のない人が見ている恐ろしい世界」についてお伝えします。

※画像はイメージです。以下同
「読解力の欠如」と炎上の関係
「書けば褒められる」日本の国語教育
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1997年生まれ。世帯年収300万円台の家庭に生まれながらも、効率的な勉強法を自ら編み出し、東大合格を果たす。著書に最小限のコストで最大の成果を出すためのノウハウを体系化した著書『東大式節約勉強法』、膨大な範囲と量の受験勉強をする中で気がついた「コスパを極限まで高める時間の使い方」を解説した『東大式時間術』がある。株式会社カルペ・ディエムにて、講師として、お金と時間をかけない「省エネ」スタイルの勉強法を学生たちに伝えている。(Xアカウント:@Temma_Fusegawa)
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