「参政党ブームは陽キャの推し活です」元“右翼”雑誌編集者が読み解く“新しい右翼”の正体
―[異端の常識]―
「日本人ファースト」というキャッチコピーを引っ提げ、’25年7月の参院選で一躍、注目を浴びた参政党。「日本の国益を守り、世界に大調和を生む」を理念に掲げており「右派政党」と紹介されることが多い。だが「参政党の支持者は、安倍元首相が呼ぶところの『岩盤支持層』や、『ネット右翼』とは層が明らかに異なる」と指摘するのは、編集者・ライターの梶原麻衣子氏。元“右翼”雑誌編集者として、同党をどのように見ているのか聞いた。

編集者・ライター 梶原麻衣子
参政党ブームは陽キャの推し活です

梶原氏の古巣である『月刊WiLL』、『月刊Hanada』では参院選後に相次いで参政党特集が。これも人気の象徴か
自民党の鞍替え組で真の参政党支持は一部

’25年8月1日、参院選を経て臨時国会に初登院する参政党の参院議員たち(写真=産経新聞社)
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