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「クレカが作れない…」ゲーム課金で借金150万円を抱えた38歳男性のリアル。「延滞ブラックリスト」は本当に存在するのか

「カードの返済を滞納すると“ブラックリスト”に載る」――。ネットの相談サイトなどで、まことしやかにささやかれる噂がある。しかし、金融機関にそんな秘密の名簿が、本当に存在しているのだろうか。信用情報機関や元消費者金融社員への取材から、その真相に迫った。

麻雀やネトゲ課金で借金が膨らみ、カードを作れなくなった予備校講師

都内で予備校講師として働く田中勝義さん。授業資料を欠かさず持ち歩き、生徒を難関校に合格させた実績も持つ

田中勝義さん(仮名・38歳)は、都内で予備校講師として働く男性だ。職場では「面倒見の良い先生」として慕われている彼には、同僚や教え子には決して明かせない、ある「秘密」がある。「クレジットカードを作れない」ということだ。 「“ブラックリスト”に名前が載っているんです」と、田中さんは言う。 「銀行やカード会社では、取引が遅れた顧客の情報を独自にリスト化して管理しています。一度掲載されると、少なくとも7年間は掲載され続けてしまう」というのが、本人の認識だ。 田中さんの返済が遅れ始めたのは、5年ほど前。趣味の麻雀やネットゲームへの課金のため、小口で借入を始めたのがきっかけだった。「20万単位で借りていくうち、どんどん額が膨らんでいってしまった」と本人は抗弁する。

田中さんの元には、債権回収会社や法律事務所から毎日のように手紙が届く。元金は約154万円だが不足金や遅延の損害金を合わせると、債務総額の合計は約205万にも及ぶ

現在の借入額はプロミスが約100万円、PayPay銀行のカードローンが約50万で、計150万円ほど。長期にわたり滞納を続けているため、回収作業は専門の債権回収会社(サービサー)や法律事務所の弁護士に引き継がれている。自宅には毎日のように電話や手紙が届いているものの、一切を無視する状態が続いている。

「ブラックリスト」に掲載される滞納期間や条件をめぐり、ネットでは書き込みも飛び交う

田中さんの口から何度も飛び出す「ブラックリスト」は、支払いが遅れた「金融事故」のリストを指す俗称だ。インターネットの相談サイトには「どのくらいの期間を滞納したらブラックリストに登録されるのでしょうか?」といった書き込みも見られる。では実際のところ、こうしたリストは実際に存在するのだろうか。
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どのぐらい返済が遅れると信用情報に傷がつく?
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