憲法9条を変えなくても自衛隊法を改正するだけで、自衛隊は軍隊として活動できる/倉山満
―[言論ストロングスタイル]―
1954年の自衛隊法施行以来、自衛隊は行動や権限を個別に定めるポジティブリスト方式を基本としてきた。憲法9条改正を巡る議論では、ネガティブリスト方式への転換の是非も主要な論点となっているが、与党内の見解はなお定まっていない。こうした状況について、憲政史研究家の倉山満氏は「自民党の見解には落胆した」としつつも、「今ごろになってマトモな議論を突きつけられて慌てている」現状を歓迎する(以下、倉山満氏による寄稿)。

1954年7月1日の防衛庁設置法・自衛隊法施行から70周年を迎え、2024年11月に行われた観閲式 写真/産経新聞社
憲法9条改正が堂々と国会で議論できる時代
憲法9条を変えなくても自衛隊は軍隊として活動できる
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憲政史研究家。1973年、香川県生まれ。救国シンクタンク理事長兼所長。中央大学文学部史学科を卒業後、同大学院博士前期課程修了。在学中から’15年まで、国士舘大学日本政教研究所非常勤職員を務める。現在は、「倉山塾」塾長、ネット放送局「チャンネルくらら」などを主宰。著書に『13歳からの「くにまもり」』など多数。トランプ再来で揺れる世界を見通すための新章を追加したベストセラー『増補版 嘘だらけの日米近現代史』(扶桑社新書)が発売中
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