結婚式がクラッシュする【ありがちトラブル】BEST5
6月に結婚した花嫁は幸せになる、などとまるで根拠のない話に乗せられて、ジューンブライダルを計画中のカップルは世に尽きないが、式に招かれるほうはたまらない。幸せな2人を祝福するのは人生の醍醐味だが、二度三度と出席するにつれ、新郎新婦の過剰な自意識と会場側の商魂、非常識な列席者など、結婚式のダークサイドなところばかりが目につくようになってはいないだろうか。
そんな他人の結婚式への恨み節について、本誌は老若男女に取材を行った。ブライダル誌の提灯記事では窺い知れない結婚式の実態。挙式前のカップルはもちろん、列席予定者も、心して読んでほしい。
◆ゆとりのない結婚式は地雷だらけに……
まず、今どきのカップルは、結婚式をどう捉えているのか。この道のプロ、ウエディングプランナーに聞いた。
「入籍するカップルのうち、式を挙げるのは半分程度ですが、わざわざ式を挙げるだけあって、式への要求水準が大変高いんです」
このこだわりが高じ、多くの要求を詰め込みすぎて破綻する事例は多いのだという。
「結婚式で失敗ムードが漂うときって、新郎新婦が予定していた段取りどおりに式次第が進まなかったときです。あれもやろうこれもやろうとすると、残念な結果になりがちです。大事なのはゆとりのある進行。キメキメではなく、その場の流れ優先でゆるく進めるほうが結果的には◎でしょう」
もっとも、招待客側がやらかす想像もつかないハプニングは結婚式の常。上司のダラダラ挨拶や、泥酔者の全裸余興、元恋人の爆弾発言など、地雷は式場のあちこちに埋まっている。ゆとりさえあれば、そんな地雷も除去できるのだ。
【結婚式にありがちなトラブルBEST5】
1:親しき仲にも心付け
司会者や遠方からの列席者への心付けと足代の有無で友情にヒビも
2:前後不覚の泥酔者
飲んで飲まれて、気づけば周りに総スカンは避けたいところ
3:迷惑列席者の大暴走
お祝いとオラオラをはき違え、周囲から冷笑の的になる迷惑者
4:空回りの寒すぎ余興
素人パフォーマーが陥りがちな下ネタとフルチン芸
5:なぜか元カレ元カノが……
呼んだ側より昔の事情を知る周囲が冷や冷やしてしまうことも……
イラスト/石井匡人
― 本当にあった結婚式[最凶ハプニング]集【1】 ―
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