最も愛されている銃火器は何だ?『銃火器総選挙2012』結果発表レポ【後編】

 6月16日、ミリタリーファンが「最も愛着のある銃火器」を選ぶWeb投票『銃火器総選挙2012』の結果発表が、ニコニコ生放送の「エンタジャムチャンネル」にて行われた。一部のガンマニアやサバゲーファンだけでなく、映画、アニメ、マンガでも活躍する銃火器を愛する全ての人から、短い投票期間にもかかわらず、500票を超える投票があった。取材班は生放送の撮影現場に潜入。発表された結果の詳細をレポートする。

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【5位】 MK11 mod0 スナイパーライフル

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 アメリカ海軍特殊部隊『SEALs』の要求を満たすように開発されたスナイパーライフル。最も精度の高いセミオート射撃銃として認知されている。もちろんゲームでも大活躍だが、ゲームではハンドガンで戦うというJIN氏は「何が楽しいんですか? FPSやるとスナイパー最強論がいつも出る」と不満気。また、「サバゲーでは年とってくるとみんなスナイパーになる」という話題でも盛り上がった。

MK11 mod0 スナイパーライフル◆ 投票者のコメント
「M240のような機関銃も男として捨てがたいですが、私はスナイパーです」(32歳・男性)

「スナイパーライフルの精度を持ちながら連射が可能という市街地戦を重視した現代らしい銃はかっこいい」(20歳・男性)


【4位】 M16A3

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 ベトナム戦争から愛され続ける名銃。M14と比較して小口径となったことで、携行弾数を大幅に増加させることに成功した。次期制式ライフルへの世代交代が進むなか、知名度と実績は全銃火器の中でも最高ランクといっても過言ではない。高強度プラスチックやアルミ合金を多用しており、開発当時としては斬新な設計思想であった。

青井氏「第二次大戦までは木の部分があった。M16を実際使ってみると軽い。当時は鉄砲は重いものというイメージだった」

M16A3◆ 投票者のコメント
「ゲーム『LEFT 4 DEAD』で触れてから気がつけば愛銃に。他のFPSでもこれを見かけたら真っ先に使ってます。やや低めの発砲音が素敵」(28歳・男性)

「グリップからストックにかけての曲線や整ったバレルとストックのバランス、M4A1では少し厳しい距離の戦闘ではスナイパーライフルについで活躍できると思います」(19歳・男性)

【3位】 SIG P226

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 ハンドガンがようやく登場。堂々のベスト3入り。ハンドガンといえば、ベレッタM92という印象も強いが、映画『ワイルド・スピードX2』、『ミッション・インポッシブル/ゴースト・プロトコル』、ドラマ『CSI:マイアミ』、アニメ『緋弾のアリア』などの登場で知名度・人気ともにベレッタM92に勝る勢いが結果に出た。

SIG P226

◆ 投票者のコメント

SIG P226 相原みぃ「もし、実銃で戦闘に出なければならない時が来たら、ハンドガンは迷わずP226を選択するでしょう」(45歳・男性)

「ガバメントやベレッタF92と比べると地味というか大人しいフォルムで淡々とエレガントにスマートに仕事する。それがP226のよさ。9mmの最終形態がP226! 226シリーズこそがSIGの真骨頂!」(30歳・女性)


【2位】 ブローニングM2重機関銃

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 第一次世界大戦末期に開発され、いまだ現役で愛用されている重機関銃。ゲーム内でもマップ上に置かれているとつい撃ちたくなり、映画では派手な発砲シーンはぜひ観たい。味方なら頼もしいが、絶対に敵にはしたくない。ゲームでの扱いについて、ブンブン丸氏は「撃ちに行くとやられる」と苦笑。青井氏は「撃たれたら大変。『ランボー4』で撃たれて上半身がどっかいっちゃうシーンがあります」と解説してくれた。

ブローニングM2重機関銃

◆ 投票者のコメント
「強力な12.7mm弾で圧倒的な制圧力を誇るだけでなく、2km先までの精密射撃も可能な安定性も魅力。バレルの交換も容易なので、断続的に長時間の制圧射撃ができる。もし自分の隊が前に出る時、この銃の援護射撃があればとても心強いだろう」(18歳・男性)

「もしM2を超える重機関銃がでるとしたら、それはもはや銃ではない!」(36歳・男性)


【1位】 M4A1

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 2位以下に100票以上の差をつける圧倒的大人気で1位となったのは、M16A2アサルトライフルの派生型『M4A1』。全長が短縮・軽量化されており、近接戦闘(CQC)に向いているため、対テロ部隊や特殊部隊で採用されている。ゲーム内では、扱いやすさとバランスの良さが評価されており、30歳以下の支持率は圧倒的となった。

ブンブン丸氏が「未成年が現場を語る感じになってますね(笑)」と感嘆するほど、若年層からの熱いコメントが多数寄せられていた。

M4A1

◆ 投票者のコメント

M4A1 相原みぃ「14.5インチから16インチ程度のバレル長であればパワー不足のため中距離撃ちにくいということや長すぎて屋内で使いにくい、ということもない」(21歳・男性)

「新しく作られたSCARやACR等が出てきてもなお現場で使われて、確かな実績と信頼を置かれているM4A1を私は選びます!」(18歳・男性)


 以上が「銃火器総選挙2012」の結果だ。発表後には、放送の視聴者からコメントで「祖国の銃が入ってない」など、好きな銃が入っていない不満の声も多数みられた。思い入れのある銃というのは、人それぞれということだろう。島村氏も「リボルバー出なかったなぁ」と意外そう。青井氏は「ゲームの影響が大きいのかな? 遠くにいる敵は拳銃じゃ倒せない。考え方が軍隊的だよね」と総括した。

 放送の最後には、放送で紹介された銃を提供した東京マルイさんの新商品『SCAR-L STANDARD (Mk16 Mod.0)』が紹介された。アルミの削りだしで、実銃と同じ重さ、自社工場の生産で日本製だという。空撃ちの振動がもの凄かった。さらに、MCの相原みぃちゃんは、着ていた衣装をアピール。背中がざっくりあいた迷彩柄ワンピースと、その下にはブルーの迷彩水着が! 上着のジャケットと水着は、秋葉原にあるミリタリーショップ『ファントム』で扱っているとのこと。

 なお、今回のイベントは6月22日に公開される映画『ネイビーシールズ』の公開を記念して開催された。アメリカ海軍の特殊部隊『SEALs』に今年の5月まで所属していた隊員が主役を務めるほか、登場する潜水艦や銃火器、描かれている戦術まで“本物”だという。

 青井氏は「映画って『本物がやってる』というのは嘘が多いんですよ。でも今作は、驚いたことに本物。出てくる兵器、潜水艦やヘリなどは、民間のものを塗り直しているものが多いのですが、本当に軍隊で使ってるものを使っていた」と太鼓判を押した。

 吉田氏も「撃たれたときに画面が赤くなるっていうのはゲームっぽい。この演出は、映画では観たことなかった。ゲームプレイしているような感じがして凄い。ゲームユーザー寄りにつくってくれたのはうれしい」と絶賛。

◆ サバゲーしたい! と思ったら

相原みぃ

相原みぃちゃん。ワンピース下に見えているのはミリタリー水着

 これだけ銃火器の魅力についてたっぷり語られると、「サバゲーやりたい!」「FPSやりたい!」と思う方も多いはず。そこで、相原みぃちゃんにサバゲー初心者の心得、女のコにカッコイイところをみせるコツを聞いてみた。

「装備ががっちりしている人は、カッコイイですよね。私は重くて持つのが大変なM4やSCARなどで守ってほしいです。サバゲーではコスプレ要素も強いと思うので、好きな軍隊の服を着ていたり、『アニメで出てくるこのカスタムが好き』みたいに熱くこだわりを語ってくれるとうれしいです。一番は楽しむことです」

 なるほど、何より“こだわり”が大事。まずは、この銃が相棒!という素敵な銃を見つけるところから始めたいとおもう。

◆ FPSから始めるのもよいかも

 とはいえ、ゲームから手頃に始めるてみるというのもアリだ。そこで、JIN氏にFPSゲームの現状について聞いてみると、「最近のゲームはグラフィックがいいだけで、中身がない、ゲームバランスが悪い作品も多いんです。キレイなのももちろんですが、中身のある面白いゲームに期待しています」と熱く語ってくれた。ちなみに、今後の『オレ的ゲーム速報@刃』の運営については、「ゲーム業界を盛り上げるために、ダメなゲームをダメと言い、良いゲームは良いと言っていきたいです」とコメント。2ちゃんねる転載禁止後も、引き続きゲーム業界を盛り上げるべくがんばってもらいたい。

銃火器総選挙2012 出演者集合

放送後に記念撮影

 総選挙の投票コメントを振り返ってみると、ミリタリーという趣味が、女性含め、幅広い世代に愛されていることを感じた。映画やアニメで活躍する“あの銃”を、ちょっと身近に感じられる、サバゲー・FPSをオススメしたい。 <取材・文・撮影/林健太>


◆ 映画『ネイビーシールズ』

映画『ネイビーシールズ』
6月22日(金)よりTOHOシネマズ六本木ヒルズ他全国ロードショー
http://navyseals.gaga.ne.jp

(C)2012 IATM,LLC

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