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元・処女教信者が語る。「処女はいわばガンダーラ」

元・処女教信者が語る。「処女はいわばガンダーラ」 「平野綾を『裏切り者!』と糾弾したファンたちの気持ちは、昔の僕ならよくわかったと思います。でも今は、『大人になれよ』と言いたいですね」  そう語るのは、佐藤宏明さん(仮名・26歳)。つい数か月前までは、自他共に認める”処女厨”だった。 「自分が童貞だから、女のコにコンプレックスがあったんです。昔の彼氏に嫉妬したり、焦るのが嫌でした。処女ならそんな心配もいらないと思っていたんです」  そんな佐藤さんにも今年、ようやく春が訪れた。非処女の彼女ができたのだ。 「彼女は年下だったけど、経験があるぶん懐が深くて、やさしくリードしてくれたんです。お互い童貞・処女よりうまくいったと思います。かつての僕は知らずに多くを求めすぎていました。処女という名の幻想を追い求めていたんです。処女って、ガンダーラみたいなものだったんですよね」  本文中に登場した”童貞力”という概念についても、佐藤さんは厳しく批判する。 「童貞力を発揮させるのは、クリエイター職の人だけでいい。今はネットがあるから普通の人も童貞力を誇示しやすいけど、傍から見ていると痛々しいです。何かあるときに、童貞を言い訳にするやつはだめですよ」 「目が覚めました」と語る彼には、もはや風格すら漂う。そして、手にしたカクテルは「チェリー・ブロッサム」だった。 ― [処女ブーム復活]の謎【5】 ―
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