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「とりあえず」を「まず」に変えるとヤル気が出る

「どうしてもヤル気が出ねぇ」、「目の前の山のような作業に手をつけたくねぇ」。そんな日は誰にでもあるが、会社としては知ったこっちゃない。自分を奮い立たせようと、心のなかで「気合だー!」と叫んでも効果なし。しかし、諦めるなかれ。ヤル気のメカニズムは実は超単純なもの。コツさえ覚えれば、今日から無気力地獄を脱出できる!

◆ちょっとした成功体験がヤル気を積み重ねる!

成功体験,ヤル気 本業は数百人の部下を率いて巨大プロジェクトを進める敏腕サラリーマンで、その傍ら作家業や学業にも邁進する河野英太郎氏。一見ストイックな肩書だが、本人は、「エネルギッシュな猪突猛進型ではない」とマイペース。無理せずヤル気になる方法とは?

「まず『無理だろう』とか自分が自分にダメ出しをしないことですね。だって、ダメ出しは周りがしてくれるもの。妄想でもいい、自分がこうしたいという目標は持っておいたほうがいいんです」

 とはいえ、目標に向かって高跳びするのは禁物だという。

「それは無理だし、周囲も期待していません。なので、少しだけ期待以上のことをするのがいい。例えば『明日までに』と言われた業務をその日のうちにこなしてみるなど。質は別にして、まずスピードだけで勝負してみる。1週間の期限のものを明日までにと自分で設定してみるのもいいでしょう。それを続けると、絶対『またコイツに面白い仕事を振ってみよう』と思ってもらえる。仕事は追われるより、自分から追うほうが俄然ヤル気が出るものです」

 その過程で心掛けたいのが「ネガティブワードを吐かない」こと。

河野英太郎氏

河野英太郎氏

「『とりあえず』を禁止して、『まず』と言うようにしてみる。『とりあえず』って嫌々っぽいけど、『まず』は前向きで『次に』が自然に続きます。報連相のときも印象が変わります。もし、それでも暗闇思考から抜け出せないときは、自分の考えを何かに書き出すのがいいですね。僕はプロジェクトを続けるか否かで悩んでいたとき、深夜、尊敬する人に向けて相談メールを書いたことがあります。もちろん下書きだけで実際に送らず、翌朝見返してみるんです。結果、思考が整理され、『プロジェクトを続けて成果を出そう』と自分で解決できたんです。ヤル気が出ないときこそ、この“寝かせる”というのは効果的。このようにちょっとした成功体験を積み重ねていけば、それがヤル気となり、キャリアになっていきます」

【河野英太郎氏】
日本IBM勤務。現役会社員ならではの経験則を詰めた初の著書『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』が大ヒット中
『99%の人がしていないたった1%の仕事のコツ』のfacebookページは
http://www.facebook.com/ShigotoNoKotsu

― 爆発的に「ヤル気」を引き出す超簡単な方法【5】 ―

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