女の性!? 「結婚してもチヤホヤされたい」
性に奔放な女子。すなわちヤリマンが市民権を得て久しい。そんな彼女たちは性欲の悪魔に取り憑かれているわけではない。結婚もすれば、仕事の都合で自由にセックスをする環境から離れることもあるのだ。「昔は遊んでいたけど、いまは落ち着いた」と自負する元ヤリマン当人の素顔を覗いてみよう。
【結婚で脱ヤリマン】
褒めてくれたお礼にセックスするのはレディのお作法
●佐藤久美さん(仮名)39歳・大手ゼネコン秘書
●体験人数 約100人/ヤリマン期間 20~35歳
4年前の結婚を機にヤリマン人生から足を洗ったという久美さんは、遊んでいた当時を振り返ってこう語る。
「結婚式の1週間前まで遊んでいましたね。私の結婚祝いの女子会をしているときにナンパしてきた、素敵なロマンスグレーのオジさんとヤッちゃいました。そのことをスピーチを頼んでいた親友に話したらドン引きされて……。私が、ビックリしましたよ。そんなに悪いことなのかなって」
まったく、悪びれる様子もなく、アイスティーを飲みながら笑う久美さん。ちょっと、こちらが空恐ろしくなってきた。結婚式の1週間前って……。
「10代からずっと、遊んできましたからねぇ。私、デートが趣味なんですよ。女のコって会社帰りにお稽古するじゃないですかぁ。私は、お稽古代わりにデートってカンジで、結婚するまでは、毎日、誰かとデートしていました」
なんだか、トンでもない猛者に取材してしまったようだ。
「デートをするってことは、私の中でセックスがセットなんです。だって、そうなってもいいと思う人としか、そもそも、デートなんてしませんからね。増えることもないけど、減るもんでもないですからねぇ。心地よくしてもらうのが大好きなんです」
ん? それって、どういう意味? カラダをですか?
「いやいや『かわいいね。キレイだね。若いね』とかチヤホヤしてもらうのが好きなんです。結局、モテたいんですよ。チヤホヤされると嬉しくて仕方ないから、そのお礼にヤるってところもあります」
確かに美人で褒めがいはあるが、結果、それってヤリマンですよね? その気持ち、いまは、収まってるんですか?
「いえ。はっきりいって、チヤホヤされたい気持ちは収まってません。いまも、ナンパされた人や元カレと会社帰りにデートしてます。ただ、独身のときと違って、絶対に帰らなきゃならないから、セックスはしてないですけどね。まぁ、帰らなくてもいい状況だったら……どうだろうな(微笑)。チヤホヤされたい気持ちは旦那さんだけでは埋まらないもの」
結婚しても“ヤリマン精神”はまったくもって健在のようだ。
― 人間ドキュメント[元ヤリマンの現在(いま)]を追跡【2】 ―
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