[小遣い夫]が嫁におねだりする技術【前編】
年末商戦を控えたこの時期、PC・3Dテレビ・デジカメなど魅力的な新商品が次々に登場し、物欲は膨らむばかり。しかし先立つものがない……。特に嫁が財布の紐を握っている小遣い制の夫であればなおのこと。だが、あきらめるのはまだ早い! そんな小遣い夫たちに残された最後の手段が嫁への”おねだり”だったのだ!!
◆意外と勝率が高い!? 嫁への”おねだり”
簡単に”おねだり”と言っても、「これ欲しい」などと言えば、「ダメ!」「必要ない!」と事業仕分けの蓮舫議員よろしく一蹴されるのがオチだと思うだろう。実際、全国の小遣い夫の応援サイト『悩める夫の作戦会議』が全国800名の小遣い夫に行ったアンケート結果を見ると「買いたいものがある時に、嫁の稟議を必要とする家庭は91.6%」という驚きの結果が出ている。生活スタイルが多様化した現代においても、嫁は小遣い夫に対して多大な影響力を持っているようだ。しかし、ここで怯んではいけない。実際に嫁への”おねだり”を慣行した夫たちの平均勝率は6.7割と意外と高いことが判明した。これを試さない手はないだろう。
しかも、勝率5割未満の負け組の敗因を見てみると、1位「収入の不足」、2位「説得力の不足」となっている。収入アップは個人の努力だけでは難しいが、「説得力の不足」ならば克服することが可能だ。「説得力アップ」で勝率を上げ、欲しい物をその手に掴もうではないか!
では、世の小遣い夫たちはいかにして嫁を説得しているのだろうか。勝率5割以上の勝ち組の勝因を見てみよう。まずは2位の「家事手伝い」。実際に「毎日の洗い物は僕がするから」「これからお風呂掃除は僕がやりますから、買って下さい!」と懇願するとのこと。まるで小学生の様だが、下手に出て”おねだり”するというのは、嫁のご機嫌取りとしては有効そうだ。だだ、お手伝いをしても嫁が本当に約束を守ってくれるかどうかは怪しいところだが……。
勝因の1位は「必要性の訴求」。例えば「俺の仕事はITだよね。ITでは、いつも新しい技術に触れていないといけないんだ。技術が古いと仕事にならないんだ。だから、このPCは買わないといけないんだ」と強引に押し切る亭主関白タイプもいるが、流石にそれはごく一部。ほとんどは、なかなか強気に訴えることはできないのが現状だ。そんな弱気な夫たちにオススメなのが「娘の運動会は、やっぱりデジタル一眼レフカメラでキレイに撮りたいよね」といった自分のためではなく「家族のため」を強調するやり方。これなら、ストレートに「必要性」を訴えやすそうだ。
ほかにも『悩める夫の作戦会議』では、小遣い夫たちが考えた様々な口説き文句が寄せられている。その中でも目立ったのが、愛の告白のようなクサい口説き文句だ。「君の美しさを永遠に残したい。」(デジカメ購入希望者)、「いつまでも恋人気分を味わえるように、カーナビ買ってロマンティックな場所にデートにいかない?」(カーナビ購入希望者)。と聞いてるこちらが恥ずかしくなってしまうフレーズ連発だが、なりふり構っている場合ではない。欲しい物を手に入れるためには、手段を選んでいる余裕などないのだ。
こうした意見を参考に対策を考えていきたいところだが、これらはあくまで男性側の意見。実際”おねだり”をされる嫁側はどう思っているのだろうか。そんな疑問を抱えているところへ、『悩める夫の作戦会議』主催の主婦座談会が開かれるという情報をキャッチ。早速、取材班は嫁たちの本音に迫るべく座談会に潜入取材を試みた!
※情報提供『悩める夫の作戦会議』
http://agilemedia.jp/sakusenkaigi/
お小遣い制の夫が欲しい物を購入する際の最大の関門となる「妻の説得」を支援するサイト。
Twitterのリアルタイム性を活用し、妻の口説き文句をリアルタイムに募集、共有することができる。
十数万円相当のキヤノンのデジタル1眼レフカメラ「EOS 60D」レンズセットや3万円の旅行券などが
当たる「妻説得ワード」&「妻説得体験談」を募集するキャンペーンを11月16日まで実施中。
今後も様々な商品・サービスをお題にしながら、「妻の説得」を行っている夫に対して情報共有の場を
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