足の裏のホクロがヤバイ理由
―[30代[死に至る病]の微妙な兆候]―
仕事もプライベートも何かと忙しい30代。しかし、「忙いから」と健康を疎かにしていると、気がついたときには「すでに時遅し」となりかねない病気にかかってしまうことも。日常生活で見過ごしがちな“体の異変”を察知できるかが大事になるのだ。各分野の専門医の警告と、体が発する“サイン”に耳を傾けるべし!
◆足の裏のホクロが急速に巨大化する⇒悪性黒色腫の可能性
「ホクロがガンになる」と聞いたことがある人は多いかもしれないが、それは事実。なかでもヤバいのは、足の裏のホクロだという。
「もし足の裏にホクロができて、それが短期間で巨大化してきたら『悪性黒色腫』の可能性があります。肺や脳など体のあらゆる部位に転移しやすく、放っておくと死に至る危険性があります。数か月の間に目に見えて大きくなったホクロを発見したら、すぐ皮膚科を受診してください」(東京医科歯科大学の西多医師)
ちなみに、ホクロの数が増えるのは問題はないが、悪性黒色腫は足の裏だけとは限らないので、マメにチェックしたほうがよさそう。
【西多昌規医師】
東京医科歯科大学。精神科医・医学博士。東京医科歯科大学を卒業後、ハーバード・メディカル・スクール精神科研究員を経て、現職。近著に『「器が小さい人」にならないための50の行動』(草思社)
イラスト/オーグロ慎太郎
― 30代[死に至る病]の微妙な兆候【11】 ―
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