更新日:2012年08月03日 22:45
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【体験談】目の充血を放っておいたら脳出血に

仕事もプライベートも何かと忙しい30代。しかし、「忙いから」と健康を疎かにしていると、気がついたときには「すでに時遅し」となりかねない病気にかかってしまうことも。日常生活で見過ごしがちな“体の異変”を察知できるかが大事になるのだ。体が発する“サイン”に耳を傾けるべし! 【体験談】高血圧と目の充血いうサインを軽く考え、脳出血に…… 車椅子 45歳で特に肥満でもなく標準体形なのに脳出血になり、一時危篤状態となった松川綾子さん(仮名・47歳)。上は160、下は120程度と、もともと血圧は高めだったため30代後半から降圧剤をのみ続けていたという。 「血圧も正常値になり『だいぶよくなったから一旦降圧剤を中断して様子を見ましょう』と医師に言われた半年後でした。脳出血の可能性はわずか1%との検査結果にも安心していました。少し血圧が高くなっていたのですが、夏で暑いから高くなるのも仕方ないだろうと、軽く考えていたんです」  実はこの高血圧が脳出血の前兆だったのだ。さらに前兆は、ほかにもあった。 「目がウサギのように真っ赤に充血したんです。でも点眼したら3日で治ったし、疲れて目が充血しているだけだと、たいして気にしませんでした」  脳出血で倒れて救急搬送されたのはその1か月後のこと。2か月近くの壮絶な治療と、車椅子や松葉杖での生活を経て、現在はリハビリ中。再発に怯える日々だ。 「再発したら、よくて半身不随、死ぬ可能性も高いと言われています。昔から運動はしていなかったし、昼間から酒を飲み、いなり寿司にもお醤油を使うほどでしたが、今は飲酒も塩分も控え、水中ウォーキングや自転車で下半身を使うようにしています。降圧剤だけは絶対に手放せません」 ― 30代[死に至る病]の微妙な兆候【8】 ―
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