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虫ウイルスを利用した「昆虫兵器」で人類滅亡!?

世の中、たいていは想定の範囲内で動いていると思っていても、しばしば、我々の予想を上回る出来事が起きるもの。そこで、2011年の「まさかそんなぁ。でも、もしかしたら……」なトンデモ予想を集め、コメンテーターの2人に聞いてみた 人類滅亡の危機が! 「もしそれが現実のものとなったら世界中がパニック必至!」という、’11年の予測について、科学や都市伝説をテーマに世界各国を取材に飛び回る、『ウィークリーワールドニュース・ジャパン』の編集長・近兼拓史氏、そしてスピリチュアル界に詳しい辛酸なめ子氏と一緒に見ていこう。 ◆虫ウイルスを利用した「昆虫兵器」の開発が進んでいる! まずは、予知夢によって未来を予言するという、有名な予言者、ジュセリーノ・ダ・ルース氏(1960~)の説から紹介しよう。同氏は、自身の著書『ジュセリーノの予言』(’08年)において、「’11年から’13年にかけて、H5N1型の新型鳥インフルエンザが流行する」と記している。このインフルエンザは、人間にも感染するとのこと。従来のワクチンでは効かないため、世界中でおよそ7300万人もの死者が出るというのだ。’10年には、抗生物質に対する耐性が著しく高いスーパー細菌でベルギーで死者も出たことだし、あながち信じられない話でもない。だが、これに対する2人の見方はシビアだ。 「この方の予言は、外れる場合と、後付けで当たっている場合が多い。これも気にする必要はないでしょう。そもそも鳥ウイルスは毎年進化していて、来年に新型が出るのも起こり得る話」(近兼氏)  辛酸氏も、「最近の傾向として、ジュセリーノ氏は予言の日に近づくにつれ、守りに入っている気がします。『予言したことが必ずしも起きないのは、我々がいい行動をとった結果ゆえ。喜ばしいことです』など。昔は激しいことを言っていたのですが……」。  近兼氏は、むしろ「虫インフル」に着目している。 「少し前に、ミツバチが大量に消えましたね。実はこの現象については、ウイルスによる感染症説が出ているんです。それが実証されれば、虫を介した新型ウイルスほど怖いものはない。鳥よりよっぽど防ぎにくいですから。また、アフガニスタンなど、虫ウイルスを使った“昆虫兵器”を『貧者の核兵器』と称して研究し、敵対国にばら撒くというテロを画策している国もあります」 ◆地球の磁気が弱まり有害な紫外線が降る  森羅万象のテーマを扱うアメリカのドキュメント番組『ディスカバリーチャンネル』は、「’11年、巨大な”太陽嵐”が来る」という大胆予測を報じた(日本では’10年夏放送)。曰く、太陽の活動極大期は50年ごとに巡ってきており、その時期は太陽嵐が最もひどく、放出された太陽風に含まれる電磁波や粒子などが、地球やその周辺を飛ぶ人工衛星を狂わせたり、電化製品や電子機器の故障の原因になったり、世界中が停電になるなど、地球に大きな影響を与えるのだとか。 これに対し、近兼氏は、「確かに、太陽嵐周期が50年ごとに巡ってきているのは事実。ただ、地球に被害が出るほどの巨大な嵐が起こる可能性は宝くじに当たるくらいの低い確率」と断言。 「ここ数年、”地磁気”が弱まっています。地磁気は、有害な太陽嵐や宇宙の放射線を防ぐ、バリアを形成している。このバリアが一番弱いときに一番強力な太陽嵐が来ると、地球はダメージを受けるんです。ただ、それは恐竜時代に一度起こったくらいだという説もあり、現実に起きる確率は極めて低い」(近兼氏)
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新しい殺人兵器は蚊!?(WWN本誌より) ◆コメンテーター近兼拓史氏『ウィークリーワールドニュース・ジャパン』(www.weeklyworldnews.jp)編集長。米国WWNが選ぶ面白ニュース界のアカデミー賞、バッドボーイアワードを3年連続受賞し現職に辛酸なめ子氏ガーリーな毒が定評の、漫画家・コラムニスト。『ムー』、『週刊文春』などで連載中。スピリチュアル系から海外セレブまで明るい。著書に『アイドル万華鏡』、『霊道紀行』など多数
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