「地震がなければ別れてなかった」なんて、冗談でも言わないで…
【震災をきっかけにフラれた男たちの行動とは?】
震災で試された、本当の男の価値。あのとき女が男を見限ったのには、それなりの理由があった!?
◆交通マヒで引き裂かれた遠距離恋愛カップル
「『地震がなければ別れてなかった』なんて、冗談でも言わないでほしかったです……」
悔しそうな表情を浮かべて語る都内在住の伊藤真人さん(仮名・21歳)は、“恋愛被災者”と言ってもいい仕打ちを受けた一人だ。
彼には当時、2年以上続いている彼女がいた。幼稚園からの幼なじみで、上京する前に同窓会で運命的に再会して結ばれ、遠距離恋愛ながらもうまくやっていた。
「震災の翌日、彼女が泊まりがけで遊びにくる予定だったんですが、あの地震で乗るはずのバスが運休になってしまったんですよ」
◆バスの運休が運命の分かれ道だった
その後もいつもどおりメールが続いていたが、地震から1週間たった頃に突然、彼女から電話で「浮気しちゃった」と告白された。
「とはいえ、ほかの男とドライブに行った程度のことだったんで、そこまで気にはしませんでした」
それもそのはず、伊藤さんは1年ほど前から彼女との結婚も見据えて話し合いをしており、相手の両親とも仲良くしていたそうだ。
「すぐに地元の静岡に会いに帰ると、彼女が『こんな浮ついた気持ちじゃ付き合えない』って言うんで、僕は、どっちか選びな、って話したんです。冷静になれば、絶対元どおりになると思ってたので」
しかしその1週間後、彼女が選んだのはまさかの浮気相手だった。
「正直言って、信じられないです。大学卒業後に、一緒に東京で住む家のことまで考えてたのに……」
結局、心変わりの理由はわからずじまい。もし、あのときバスが動いていたら、こんな結末にはならなかったはず。問題は距離だった……のか?
― 震災恋愛[フラれた/モテた]の境界線【3】 -

「フラれてからしばらくは、本当に死にたくなるほどつらかったです」と語る伊藤さん
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