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8億円トレーダー三村雄太クンが「トラリピ」に挑戦!

10日間で+約9万円! FXが苦手なボクでも「トラリピ」なら大丈夫☆
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挑戦者8億円トレーダー 三村雄太クン 名古屋出身の27歳、資産8億円のスーパートレーダー。4年前の春から某大学大学院に進学しファイナンスを研究。めでたく卒業し、非凡な大学院卒トレーダーに。目標資産は10億円!

「放ったらかしでも儲かる」という話には目がない我々SPA!編集部では、これまでさまざまな金融商品やトレード手法、シストレなどを取材し、実際に試してきた。そのなかで「これは面白い!」と思ったのが、FX自動発注機能、通称「トラリピ」だ。  本誌連載でお馴染みの三村クンは株では8億円以上稼いできたが、ことFXに関しては、「以前、南アフリカランドで1000万円くらい損したことがあって……」と、苦手意識を持っているという。そんな三村クンに「トラリピ」をオススメして、実際に挑戦してもらうことにした。  トラリピとは「トラップ」「リピート」「イフダン」という3つの便利な注文方法を合わせたサービスのこと。まず「イフダン」とは、「80円で買い、81円になったら売り」のように、新規指値注文と利益確定注文が同時に出せるもの。「トラップ」とは、例えば20銭下がるごとにこのイフダン注文を出すというように、複数設定できる仕組みを指す。さらに、同じトラップを何度でも繰り返すのが「リピート」で、3つの合わせ技で儲けのチャンスを増やすことが可能だ。 「つまり、放ったらかしでOKってことですよね~」(三村クン)  ってわけで、三村クンにトラリピを10日間チャレンジしてもらった。1月21日、三村クンは3つの通貨ペアで取引開始だ。  1つ目はドル/円。「米ドルは量的緩和で少し安値に向かうと予想。下がったら買う作戦でいきます」と、82.8円から20銭下がるごとに3万ドル買い。39銭上がったら(約1万円で)利益確定という設定を入力。次はユーロ/円。「欧州不安で下がりそうなユーロは、上がったら売るつもりです」と、111.79円から20銭上がるごとに3万ユーロ売り。73銭下がったら(約2万円で)買い戻し、利確するという設定にした。最後は豪ドル/円。81.79円から20銭下がるごとに3万豪ドル売り、39銭下がったら(約1万円で)買い戻しと設定した。  「豪ドルは資源高で長期トレンドでは上かもしれないけど、洪水発生で短期では下落かなと」  10日後の31日、取引画面を見ると……。下がったら買いのドル/円は6万円の利益と、5万円の含み損で、合計1万円の勝ちに! 「83円台から82円台に円高ドル安が進みましたが、27日に日本国債の格付け引き下げで、一気に円安になって助かりました~」  上がったら売りのユーロ/円では約10万円の利益をゲット! 「28日までユーロ高基調で、最大21万ユーロもの売りが成立してしまいましたが、エジプトの反政府デモで暴落。命拾いしました」  下がれば売り増しの豪ドル/円は9万豪ドルも売ってしまい、3万ドル分だけ9900円で利確できた(含み損が1万3800円で、トータル約4000円の損失)。そんなこんなで、200万円で始めて9万2355円の儲けに! 「細かい利幅が何度でも取れるのがいいですね。ボックス相場なら、長期間やればやるほど利益が出そう。デカいショックの後のリバウンド狙いでも活用できそうかな」ただし、設定次第では、ユーロ/円のように大きな含み損を抱えてしまうリスクも。 「トラップ値幅を十分に取ること、レバを掛けすぎないこと、先読みしやすいボックス相場でトライすることが大事。この10日間に、国債の格付け引き下げやエジプトの反政府デモが起きました。天災や政治リスクなど、最悪の事態を想定しておくことも欠かせません」  今のところは好結果を残している三村クン。トラリピとは本当にいい発注機能なのだろうか? 今後の三村くんに期待! 三村雄太のトラリピ【必勝】3か条 1、長期ボックス相場を狙おう 2、暴落後は大儲けのチャンス☆ 3、読みやすい相場で参入しよう
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取材・文/佐藤留美 イラスト/小田原ドラゴン 図版/ミューズグラフィック


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