友人の結婚式を「出会いの場」に変える極意
―[結婚式でモテる]―
―恋愛講師芸人・カオポイント石橋の「もう、二択を間違えない!」 第6回 ―
秋といえば結婚式シーズン! 日ごろの出会いに乏しい読者諸兄の中には、招待された結婚式で出会いを見つけようと意気込んでいる人も多いだろう。おなじみカオポイント石橋氏が、その極意を解説する。
友人の結婚式で“出会いを見つけたい”人は、まず大前提として、「一次会(披露宴)」で「司会」「余興」「スピーチ」のいずれかを引き受けるようにしてください。その理由は、
(1)披露宴で活躍して(目立って)おくと、「さっきはおつかれさまでしたー」「スピーチよかったです」などと、二次会で声をかけてもらいやすくなる。
(2)披露宴に来るのは新婦の親友レベルの女のコなので、後々紹介してもらいやすい。
これが二次会だとどうでしょう?
二次会って目茶苦茶うるさいし、誰も人の話なんて聞いてないし、二次会で活躍したり目立ったりするのって実は相当スキルがいります。司会なんてもう大変! ちゃんと仕切れれば株は大いに上がるでしょうが、難易度に対する見返りの大きさを考えると、披露宴の司会の方が圧倒的にトクなのは明らかです。
しかも、二次会で活躍できたところで、そのあと「おつかれさまでしたー」と言ってもらえるチャンスは実は少ない。三次会になると来てくれる女のコもぐっと少なくなりますし、そもそも三次会がないことも多いですからね。
というわけで、二次会を勝負の場にしようとしている人は、その時点で負け組と心得てください。
★モテる「余興」とは?
では、披露宴で活躍するには具体的にどうすればいいのでしょうか?
先ほども言ったように、「司会」「余興」「スピーチ」のいずれかを引き受けることですが、なかでも一番トクなのは「司会」です。ずっと前に出ているので当然目立ちますし、用意された手順をこなすだけなので実は結構カンタンな割に、「司会できるなんてスゴイ」と思ってもらえます。
とはいえ、多くの人にとっては余興やスピーチを頼まれることのほうが多いでしょう。
そこで二択です。
余興で歌をうたうならどっち?
A:集団芸でAKB(ダンス付き)
B:定番のラブソングをしっとりと
これは結構、迷うところではないでしょうか。結婚式の余興としては、両方正解と言えるでしょう。
しかし、出席している女子の好感度アップを狙うなら、正解は断然「B」です。
「A」はもちろん盛り上がるんですが、こういう集団芸ってちょっと幼稚というか、男子校ノリというか、内輪ウケっぽい印象を与えてしまうんですね。「いい年して……」みたいな。笑いは取れるけど、モテからは遠ざかる。しかも人数が多いので、一人ひとりが埋もれてしまいます。
そこで「B」ですが、もっと具体的には「3人くらいで、定番のラブソングをしっとりと歌う」が正解!
というのも、この「3人」という数字には、「いい友だちに恵まれているなー」と思わせる効果があるからです。女性って「親友のいる男」に弱いですからね。
フレーズを分けて交代で歌い、全員に見せ場をつくるのがポイントですよ!
ちなみに「集団芸でAKB」は、披露宴に呼ばれなかった人が、どうしても二次会で勝負するしかない!という場面においてはオススメです。「ダンス教えてください!」と寄ってくる女子がきっといますから。
次回は引き続き結婚式ネタで「モテるスピーチ」を解説したいと思います!
【カオポイント石橋氏】
お笑いコンビ「カオポイント」のツッコミ担当。膨大な合コン経験で培われたモテ理論は、「女ゴコロがわかってる」と女性たちからも好評。それを「モテない男がモテるようになる方法」としてラジオのポッドキャストで展開したところ、ダウンロード数は最大14万件に達した ハッシュタグ