結婚式でモテるスピーチ【友人の結婚式を「出会いの場」に変える極意】vol.2
―[結婚式でモテる]―
―恋愛講師芸人・カオポイント石橋の「もう、二択を間違えない!」 第7回 ―
結婚式シーズンもたけなわである。日ごろの出会いに乏しい読者諸兄の中には、招待された結婚式で出会いを見つけようと意気込んでいる人も多いだろう。おなじみカオポイント石橋氏が、その極意を解説する。
前回は、結婚式で「モテる余興」について解説しました。今回のお題は「モテるスピーチ」。といっても、スピーチの内容に凝る必要はまったくありません。ごくフツーの「友人として見聞きした、新郎の心温まるエピソード」でOKです。
皆さんは、結婚式のスピーチって、誰にウケれば正解だと思いますか? 参列者の女のコ? 新郎新婦のご両親? 親戚が連れてきたチビっこたち? ……答えはそのどれでもなく、もちろん「新婦」です。
結婚式を「出会いの場」に変えるためには、新婦の好感度を上げるのが一番の近道! 前回も言いましたが、披露宴に来る女のコたちというのは、いわば「新婦の親友」なので、新婦に気に入られておけば、仲を取り持ってもらえるチャンスも高まりますし、逆に新婦に嫌われてしまうと、紹介すらしてもらえなくなります。
で、スピーチというのは、新婦に好かれるか嫌われるかの分かれ道でもあるんですね。
それではここで二択です。スピーチの中で、新婦にかける言葉として正しいのはどちらでしょう?
A:「コイツ(新郎)が浮気しないように、オレが見張っておきます!」
B:「ちょっと●●なところもありますけど、本当にイイ男なので、どうかコイツをよろしく頼みます!」
これ、「A」のセリフを結婚式で本当によく聞くんですけど、冗談にしても全然笑えない!
また、新郎に対して「嫁さんを泣かすんじゃねーぞ(笑)!」なんて声をかけるのも同罪で、男だけで勝手に盛り上がっている感じに新婦も友人女子もドン引き必至です。
一方「B」は、男同士の友情を感じさせるだけでなく、「よろしく頼みます」というセリフでしっかり奥さんも立てているところが高ポイント。「月に1回くらいは僕らもコイツと飲みたいので、どうか帰りが遅くなるのを許してやってください」なんてセリフも好感度が高いようですよ。
新婦に「夫はいい友達を持っているなあ」と思ってもらうには、スピーチの最後のこんな一言で十分なんです。スピーチを頼まれたら、面倒がらずにチャンスと思って大いに利用してください!!
【カオポイント石橋氏】
お笑いコンビ「カオポイント」のツッコミ担当。膨大な合コン経験で培われたモテ理論は、「女ゴコロがわかってる」と女性たちからも好評。それを「モテない男がモテるようになる方法」としてラジオのポッドキャストで展開したところ、ダウンロード数は最大14万件に達した ハッシュタグ