顔はそこそこなのに“ブス判定”される女たち
―[女が判定!ブス大図鑑]―
女が女に厳しいのは今に始まったことではないが、顔、言動、思考などあらゆる観点で少しでも“NG”があればブス扱い。いつのまにか多様化していたブスの判定基準に迫る!
前回紹介した“無自覚ブス”を嫌う女性たち(https://nikkan-spa.jp/305653)は、顔に対してシビアな目線なだけに、そこそこ身ぎれい。だが、“中身ブス”である自覚はそれなりにあるようだ。
「結局、“ブス”って顔の話だけでなく、女が女に対して気に入らない言動にケチつけるときの言葉なんだよね。だから、私が批判している顔ブスたちも、私のことを『顔は美人でも中身はブスだよね』って言うだろうし」
と訳知り顔で語る綾乃さん(仮名・27歳)だが、彼女のようなタイプはブス界では「評論家ブス」に分類される。さほど顔が良くなくても妙に上から目線なのが特徴だ。
では、自己評価を低く設定しさえすれば叩かれないかというと、そうでもない。
「やたら自分のことを『ブスだから』と言う友人がいるけど、結構イラッとする。別に全然ブスじゃないし、『そんなことないよ~』と言われたいのが見え見え」(萌さん・仮名・28歳)
この「構ってちゃんブス」のように、必要以上に卑屈な面が見え隠れするのはよくないようだ。
★11種類のブスを完全類型化リストはコチラ⇒https://nikkan-spa.jp/313876
取材・文/朝井麻由美 イラスト/ただりえこ
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