確実に嫌われる「上から目線トーク」実例集
外見よりも中身と人は言う。しかし、飛び抜けた才能も爽やかな性格も、円滑な人間関係があってこそ認められるもの。結局、人の中身は普段のトークで決まるのではなかろうか。人から好かれる第一歩は、実は話し方にあるのかもしれない。
【上から目線トーク】人を見下して得をした人はいない
人を見下すような話し方をすれば嫌われるのは世の常である。
「ことあるごとに『そんなこと先輩にやらせんなよ』と言う同僚に腹が立ちます。大学の体育会のしきたりを持ち出してくる意味がわからない。会社は部活じゃねぇ」(男性・26歳・広告)
虎の威を借る狐の如く、先輩の威光で上から目線な体育会野郎には、文科系でなくとも腹が立つもの。また、一見相手を気遣っているようでいて、その実、ウンザリされるケースもある。
「やたらと『一般的には~』とか言って、一般論にすり替えようとする人。俺が社会を教えてやってるんだぜってオーラがウザいです」(男性・24歳・金融)
過剰な気遣いと見せかけて、自分の力を過大に見せつけている。その結果、上から目線な態度に繫がっているのだろうか。
「何かというと『このタスクよろしく』とか、『コンセンサスもらった?』とか横文字を使ってくる人は面倒くさい」(男性・27歳・食品メーカー)
横文字の多用は気持ちや考えを伝え難くするだけでなく、嫌みなヤツと思われることも。そしてときには笑いのネタにも。
「留学経験のある友人が飲み会で、『異国マジックという魔法にかかって、ホットでスパイシーな恋愛をする』って真顔で言い始めたときは、全員爆笑しました」(女性・29歳・フリーター)
一見すると冷静で知的な印象の上から目線トークだが、度が過ぎると間が抜けてしまうのだ。
【上から目線トークの傾向と対策】
上に立ちたいという傾向は男性に強い。同僚などの場合は、キレるなどの意思表示が有効。上司など、立場が上の人からの発言の場合、上から目線は当たり前なので我慢するのが得策となる。
イラスト/ヒラマツオ
― 徹底解剖[なぜか嫌われる人の言動]NG大全【8】 ―
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