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「えこひいきされる人」の話し方とは?

外見よりも中身と人は言う。しかし、飛び抜けた才能も爽やかな性格も、円滑な人間関係があってこそ認められるもの。結局、人の中身は普段のトークで決まるのではなかろうか。人から好かれる第一歩は、実は話し方にあるのかもしれない。

◆残念な話し方や仕草は“えこひいきされない人”になってしまいます

菊原智明氏

菊原智明氏

 住宅販売会社の元トップ営業マンであり『えこひいきされる人になる』(扶桑社刊)の著者でもある菊原智明氏。現在は営業コンサルタントとして活躍中の菊原氏によれば、仕事を円滑に回して出世の階段を駆け上がるためには、周囲に好かれてなんでも頼みごとを聞いてもらえる「えこひいきされる」ことが最重要ポイントだという。

「えこひいきというと敷居が高いですが、要は、相手はどういうときに不快に感じるのかを考え、相手を気持ちよくさせるためにはどうすればいいかを念頭において行動するということです」

 嫌われ人間への処方箋として、菊原氏の考え方は至って簡単。そして即効性があるのだ。

「自己中トークや上から目線トークは確実に嫌われます。大事なのは『目の前の人を主役にできる人こそ、主役になれる』ということです。迷子トークなど、だらだらと自分の言いたいことばかり話すのは、実は自信のなさの表れ。どっしり構えてまずは相手の話を聞き出してあげれば、自然と相手を主役にしてあげられます。聞き役になるくらいの話し方のほうが、えこひいきされるんです」

 ただ、ダメな人は、自分のダメさを自覚するのが難しい。

「他人は自分の鏡という言葉があります。上司の横柄な喋り方が嫌だと感じるなら、自分も後輩に同じことをしている可能性があります。こうやって、『俺もヤバいのかも?』と気づいたら、仕上げに自分のトークを録音して聞き返すくらいしてもいいでしょうね」

 まずは録音、やってみないか?

【菊原智明氏】
経営者や営業マン向けのコンサルティング業務のほか、年間90回のセミナー・講演を行い、関東学園大学で講師を務める。新刊『えこひいきされる人になる』(小社刊)ほか、著書多数

取材・文/野中ツトム(清談社) 長谷川大祐(本誌) 浦和ツナ子 林バウツキ泰人 増山かおり 浜田 彩 
― 徹底解剖[なぜか嫌われる人の言動]NG大全【11】 ―

えこひいきされる人になる

社会人の必須のスキル!




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