風俗出戻り嬢は経営者には二度、三度、四度オイシイ!
―[2011年春 学生風俗嬢の内定先]―
出戻り嬢は経営者には二度、三度、四度オイシイ!
「女のコ1人採用するのに、広告打ったり、スカウト使ったりで、ヘタすると100万円近いカネがかかるんですよ」
風俗嬢のリクルート活動には、予想以上にカネがかかると嘆くのは、さる大手風俗チェーンの幹部だ。彼によれば、大学や専門学校の卒業を機に風俗を辞めていくコは、非常にオイシイ存在だという。
「学生の頃に風俗やってたコは6割近くが戻ってきます。その理由はズバリ金銭感覚。安月給の初任給じゃ、そうそう遊べんのですよ。半年から1年くらいで戻ってくるケースが多いですね。どうせ風俗やるなら元の店ってなるワケです」
彼によれば、こうして戻ってきたコは採用コストがかからないということ以上に、オイシイことがたくさんあるのだとか。
「まず、馴染みだったお客さんがまた遊びにきます。辞めてから5年とかたってから相談を受けることもあります。年齢制限で雇えなくても、系列の若妻店を紹介できます。結婚して、三十路なら熟女系人妻店とグループ内で嬢を回せるのは大きな利点です。なかには、友達が働きたがってると紹介してくれることもあります」
経験もあり、一般企業で働いた経験もあるので、ほかの風俗嬢よりも”社会性”があって人気が出る傾向があるそうだ。
メールをしたり、食事に誘ったりと働いていたときよりも、辞めた後のケアのほうが重要だという。しかし、出戻り嬢は二度どころか三度、四度オイシイのだ。
― 2011年春 学生風俗嬢の内定先【7】 ―
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