雑学

ミリオネアの夢を追え! ポーカー世界大会に挑戦

ポーカー プロアマを問わず、個人がプレイする競技で最高の賞金を得られるものは何か――それは、テニス、ゴルフの四大メジャーでもF1でも、ましてや競艇の賞金王グランプリでもない。答えはポーカーである。毎年ラスベガスで開催される世界最大のポーカーイベント・WSOPのメインイベントの優勝賞金は10億円を超え、参加費(1万ドル)を支払えば誰でも本戦に参加ができ、ミリオネアの夢を追うことが可能なのだ。

 FXをはじめとする投資で連敗続きの週刊SPA!記者・スギナミが一縷の望みをかけたのがこのポーカー(正式名称はテキサスホールデムポーカー)。昨年9月頃より、オンライン、都内のアミューズメント店を中心にルールを覚え、自分なりに仕組みを理解したところで目を向けたのが海外トーナメント。WSOPだけでなく、世界中でポーカーのトーナメントイベントが行われているが、スケジュールの都合上、10月12日から韓国ソウル「パラダイス・ウォーカーヒルカジノ」で開催されるソウルポーカーカップに挑戦することにした。同行するのは編集部のテキサス。4年前、APTマニラで3位に入賞し、およそ1000万円の賞金を獲得。トーナメント終盤、相手のブラフオールインを読み切った、伝説のAハイコールは語り草となっている。

 トーナメントは2日制で行われる。初日は12日のDAY1A、13日のDAY1Bのどちらかを選択。決められた終了時間に生き残っているプレイヤーのみが2日目に進むことができ、優勝者が決まるまでトーナメントは続行される。我々、「チームSPA!」はスケジュールの都合上、13日のDAY1Bに参加することにした。

【1日目】

 参加費110万ウォン(約8万円)を払い、テーブルへ。スタート時、各プレイヤーに配られたトーナメントチップは1万5000点。スタート時のブラインド(1周ごとに2回、支払わなくてはいけない強制ベッド)は25/50。ブラインドを支払いながら、お互いのチップを取り合い、チップのなくなった者から抜けていくというシステムだ。どのトーナメントでも同じだが、ブラインドは時間ごとに上昇していき、中盤あたりから「アンティ」(毎ゲーム、テーブルに支払う強制ベッド)がブラインドの額に応じて発生する。このアンティが発生する頃から、トーナメントは次第にサバイバルゲームの様相を呈してくる。座っているだけでは自然とチップが削られてしまい、生き残ることは難しくなるからだ。

 とはいえ、序盤は当初の方針どおり「強い手だけ参加」することに徹する。強い人ほどベッドアクションやブラフを駆使して、どんな手でも勝つことはできるが、自分のスキル・経験の薄さに保守的なアプローチをしたほうがいいと判断したからだ。

 開始から5時間。少し勝ったり負けたりを繰り返しながら、持ちチップはほとんど原点を維持。途中、QQ(相手)対44(自分)でセット(場に4が落ちてスリーカードができる)が完成したり、AA(相手)対KQs(自分)でフラッシュが完成するなど、運良く相手を飛ばすことができて、4万1000点という平均の3万5000点よりは上のスタック(チップ量)で初日を突破することができた。

 DAY1A、DAY1Bと終わり、全参加人数とそれに伴い賞金も確定。総参加人数は137人、うちDAY2に参加するのは59人。賞金は1位が3425万ウォン(約240万円)。13位以上が入賞となる。

⇒【後編】へ続く。2日目の結果は? http://nikkan-spa.jp/317968

ポーカー

初日が終わった時点で、参加人数は137人中59人にまで絞られた。残り人数、ブラインド、平均チップ量など、リアルタイムで変動する情報は、会場内に大スクリーンで表示される

<取材・文/スギナミ>




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