恋愛・結婚

女性向け恋愛マニュアル本の読者は既に後れを取っている

― 女子にバカ売れ[愛されマニュアル本]のスゴい中身【4】 ―

◆彼女たちに必要なのは「利他の意識」

 本当の勝ち組女性は、若いうちに高収入の男性と結婚していますから、女性向けマニュアル本の読者は、すでに後れを取っているともいえます。もちろん若さを失っても、戦略を変えればいいのですが、恋愛・婚活市場における自分の価値の低下を客観的に見れない女性も少なくない。大人の女性に小悪魔テクや乙女的な行動を見せられても男は困るばかりなんですけどね(笑)。

 ビジネス書でも同じなんですが、実は「こうしたらうまくいく」という方法を学ぶのではなく、「これをしたらダメ」ということを学んでいくのが、“成功本”の正しい読み方です。ただ、恋愛本とビジネス書は似ていますが、相手の有無という決定的な違いがある。仕事は自らが主体的に努力をすれば相応の結果が出やすい。が、恋愛は相手の感情がある。だから「相手を利用して幸せになりたい」という気持ちで努力をしても、男性は逃げていきます。相手のことを第一に考え、上手に癒やしたり、喜ばせたりすることを本来、意識すべきだと思うんです。なかなか恋愛が成就しないという女性は、「主役は私」という意識が抜けきれていないのでは。だからこそ、私を否定しない、読んで気持ちよくなる“愛され本”が売れているとも言えるのかもしれませんけど。

水野俊哉

水野俊哉氏●ビジネス書作家。数千冊のビジネス書を読破し、『成功本50冊「勝ち抜け」案内』シリーズほか著書多数。近著に『徹底網羅! お金儲けのトリセツ』 http://d.hatena.ne.jp/toshii2008/

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なぜ成功本を読んでも成功しないのか?




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