恋愛・結婚

辛酸なめ子「恋愛至上主義が無理なら仕事に精進したほうがいい」

― 女子にバカ売れ[愛されマニュアル本]のスゴい中身【7】 ―

◆女子力が低い人の恋愛スイッチ

辛酸なめ子

1974年、東京都生まれ、埼玉育ち。漫画家、コラムニスト。『女子校育ち』(ちくまプリマー新書)、『女子の国はいつも内戦』(河出書房新社)、『男性不信』(太田出版)ほか多数

 女性向け恋愛マニュアル本、特に女性が著者の本は、読んでいるだけでテンションが上がりますよね。周りにテクを教えてくれる人がいなかったり、長らく恋愛から離れている女子が、「こんなの無理~」と笑って読みながら恋愛スイッチを入れる感じかなと。「ふくれっつらでキュンとさせる」というアドバイスは、aikoさんの歌を連想しました。恋愛体質なモードに入っていく感じが似ています。

「引き寄せの法則」に通じるものも多いですけど、実は、「引き寄せの法則」って完全にポジティブで、疑いの気持ちが少しでも入ると叶わなくなるそうです。すべてを信じるって難しいですからね。

 雑誌の占いもそうですが、こういう本は悩んでいるときに手にとりがちですよね。そう考えると、読者は婚活祈願で東京大神宮に行く女子と同じ層なのかな。私自身、男性心理とかわからないので、こういう本で予行練習したいと思います。ただ一方で、もう何となく手遅れな気もしているんです。仕事より恋愛を早めに選択して、こういうことを実践していたら、もっと楽な人生だったかも、と。こんな女子力を高めた女性たちのバトルが激化するなか、恋愛至上主義が無理な場合は、仕事に精進したほうがいいようにも思うんです。

女子校育ち

女子一〇〇%の濃密ワールドで洗礼を受けた彼女たちは、
卒業後も独特のオーラを発し続ける

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